むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 左右のバランス

    2、3日前に口内炎ができたと書きましたが、おかげさまでほとんど良くなりました。年をとると新陳代謝が落ちて治るのに時間がかかりますが、最近はビタミンをたくさん飲んでいるおかげで治りが早かったのではないかと思います。通常よりビタミンCとEを多めにとりました。また、傷の治りを促進するにはコラーゲンなどのタンパクが必要です。そこで、近所のこってり豚骨ラーメンを一度食べに行きました。大事なのは麺よりスープです。スープに溶込んだコラーゲンが大事です。これはインスタントラーメンのスープでは期待できませんので、本格的なラーメン屋さんでないと無理だと思います。

    口内炎ができると、痛い側の口で物を噛みづらいため、痛くない側だけを酷使します。また、食べていない時も痛みのせいで片側だけ歯を食いしばってしまいます。次第に顔の筋肉の使用状況にアンバランスが出て来ます。このようなアンバランスは顎関節症などの原因になります。

    歩道を歩いていると、大抵水平でなく道路側に傾いています。これは歩く姿勢を歪めるため、全身に悪影響です。同じ道を歩いて帰れば、帰りは反対に傾いているのでトータルではバランスが取れます。先日テレビを見ていたら、卓球選手のラケットを持つ腕が反対の倍くらい太かったのが印象的でした。我々素人も、そこまではなくとも左右差があります。これが肩こり腰痛などの不調につながるケースがままあります。