むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 洗濯洗剤の進化は本物か?

    突然ですが、洗濯用の洗剤のことを書いて見たいと思います。みなさんアタックやボールドなどの洗濯用洗剤をお使いと思います。昔に比べれば小さくて便利ですね。今の液体濃縮洗剤の前はもう少しサイズの大きな液体洗剤でした。どーんといまの3倍は大きい容器に入っていましたね。その前を覚えていますか?そう、粉の洗剤ですね。計量スプーンで測って使っていました。もしかしたら今もまだこの粉タイプは売ってあるかもしれません。そのもう一つ前をご存知ですか?さすがにこれは結構な年の人しか覚えていないかもしれませんが、どデカい粉の石鹸でした。計量カップも米をはかるカップくらいのサイズでした。

    思い返せば、洗剤はどんどん進化しました。しかし、今思い返しても、洗浄力は全然アップしていないような気がします。サイズが小さく、買ってくるのに便利、家に置く場所を取らないという進化をしただけで、かんじんの洗浄力はたいした進化はしていない気がします。これは、一緒に使う漂白剤にも問題があるかもしれません。昔は塩素系(ハイターなど)でしたが、色物は色落ち注意ということでよく洗い上がりにガラが白く抜けてショックだった記憶があります。これはまだ私が大学生くらいの時代ですから、20年から30年くらい前ですね。その後、色落ちしない酸素系漂白剤が主流となっています。たしかに色落ちの心配は無くなりました。

    しかし、色落ちしない漂白剤で白くなるはずもなく、洗剤もコンパクトになっただけですから昔の方が白かった気がするのは私だけでしょうか?今でも白衣などの洗濯には消毒も兼ねて塩素系洗剤を使います。もちろん真っ白に洗えます。そこで、私も家庭内の白いタオルやシャツ、下着類は塩素系漂白剤をたっぷり使ってまとめ洗いすることにしました。間違いなく綺麗になります。洗剤が進化したような気がしたのは錯覚だったのでしょうか。