むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 技術革新

    うちは食材を生協から毎週取っています。メニュー(カタログ)はいつも大して変わりません。買うものもだいたい同じです。しかし、見かけは同じ食材でも最近驚くべき変化があります。それは、食材が腐りにくくなったことです。例えば、豆腐。賞味期限を1週間くらいすぎても全くどうもありません。美味しく食べられます。厚揚げもそうです。夏のこの時期、従来なら食べずに何度も腐らせた経験があるのがモヤシです。袋に入ったまま酸っぱい匂いがしてきて水浸しになっていました。しかし最近のモヤシは全く腐らず1週間後にシャキッとした状態で食べられます。匂いもしないし、みずみずしいです。

    これは何か素晴らしい技術革新があるに違いないと思っていました。生協の食材で、今までずっと買い続けて着たブランドものですから、今さら保存料を入れるということはないと思います。そう思っていたところ、ネットでコンビニ食材の安全性に技術革新が起こっているというニュースを見ました。以前は腐らないコンビニ弁当やサラダは保存料がバッチリ入っていて危険とされていました。しかし、セブンイレブンなどはTVのCMでも保存料などは極力使っていないと公言しています。

    結局、調理過程の衛生面の徹底管理が第一でしょうが、もう一つは洗浄水の進歩です。おそらく電解水と思いますが、殺菌作用のある水で野菜などを洗うことで、消毒できるのです。もちろん残留している電解水は口に入っても無害です。アルカリイオン水みたいなものです。コンビニはメニューの豊富さ、便利さに加えて食材の安全性まで進歩しています。その技術革新が、おそらく生協などで売られている野菜にも応用されている事実(私の推測)は素晴らしいことですね。