むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 足を高く上げて歩こう

    歩いていて足の底を道にこすったりしませんか?ちょっとしたでこぼこに足の裏が触ってしまうのは、歩く時に足が十分上がっていないからです。日頃アスファルトなどの平坦なところでしか生活しないと足をほとんど上げなくてもよくなります。病院の中などはバリアフリーですから全く段差がありません。すり足に近い歩き方でも問題ありません。しかし、世の中全てがバリアフリーではありません。ちょっとした段差でつまづいて転倒したりするリスクがあります。病院勤務者(特に医者)はスリッパでペタペタ歩く姿をよく見かけます。あれは絶対に良くないと思います。スリッパだと、足を上げずに歩いた方が歩きやすく、すり足に近くなってしまいます。私はランニングシューズで仕事しています。

    ウォーキングを習慣にしている方も多いと思いますが、足を上げることを意識しながら歩くことをお勧めします。高齢者の場合は転倒のリスクがあるので、舗装されたフラットなところを歩いて欲しいのですが、まだ若い人の場合わざと舗装されていないラフなところを歩く方が足が上がっていいと思います。公園でも舗装されていない場所はあります。また、坂の多いところを選んで歩けば自然と足が上がります。立田山などはお勧めです。東区なら戸島山、南区なら木原不動尊から雁回山付近、西区なら島崎あたりはいい散歩コースですね。

    日曜朝のゲンキの時間を見ていたら、膝を伸ばすと姿勢が良くなり、腰痛や肩こりが取れると言っていました。たしかに膝が曲がっていると原始人みたいにへっぴり腰になり、反対にアゴは前に出てバランスをとります。そうすると腰痛や肩こりの原因となるのです。日頃からアキレス腱伸ばしの要領で膝関節をしっかり伸ばすストレッチをしましょう。