むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • ほてって眠れないときは黄連解毒湯

    週末はいつものように10キロ以上ウォーキングしました。昼の陽射しは相当暑かったですが、夕方になると空気もカラッと乾燥しており、涼しく気持ちいいすばらしい天気でした。外を歩いたり走ったりするにはいちばんの季節ですね。歩くことは健康の基本です。腰痛で歩けないという場合も、無理のない範囲で体を動かすことが大切です。じっと動かないでいると関節などは固まってしまい、可動域制限はとれません。動かすことにより関節は少しずつ動きを取り戻していきます。特に腰痛では、仙腸関節の動きが大切です。骨盤のお尻の部分のわずか2ミリ程度しか動かない関節ですが、ここの動きが悪くなると腰痛になります。痛みのせいで固まってしまうこともあります。歩いて関節の動きを取り戻すのが基本だと思います。また、歩くことで、姿勢を保つために必要なインナーマッスルが鍛えられます。難しい筋トレでなくても、歩くだけでいいと思います。ただ、筋肉を鍛えるには時間がかかります。1時間歩けば十分かもしれませんが、私の場合1キロ10分ですので、1時間なら5-6キロです。自宅からグーグルマップで目標を探して歩いたらいいと思います。

    運動といえば、今日は私が校医をしている中学校の運動会です。快晴に恵まれたので素晴らしい運動会になることでしょう。今から見に行ってきます。日中は相当暑くなりそうです。熱中症には注意が必要です。運動会の後に子供が眠れなくなることがあります。熱中症ではなくても、体がほてったようなのぼせたような感じがして、疲れているのに眠れない、というかんじです。これは、漢方では陰虚火旺(水分が不足したせいで熱がこもっている)という状態で、車で言うなら冷却水が不足してオーバーヒートして調子悪くなるようなものです。十分水分補給することは基本ですが、漢方の黄連解毒湯という熱を冷ましてくれる処方は有効です。眠りも良くなります。旅行などで歩き回って疲れているのに眠れない、という場合も同じです。

    話は変わって、iPadは本当に便利です。ホームボタンを押すだけですぐに立ち上がるしネットに繋がります。このブログを書くため、私はマックブック(ノートパソコン)とレノボのThinkPad(ウィンドウズのノートパソコン)を使っていましたが、どちらも面倒です。ふと、iPadでもブログ用のワードプレスというアプリが無いか調べたらありました!早速インストールして、iPadにブルートゥースの外付けキーボードを認識させてみたら、なんと簡単なことでしょう。ブログをストレスなくアップできるようになりました。これさえあれば、ほとんどの作業はiPadだけですみます。パソコンいらずの生活が現実となります。

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