むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 私の循環器の師匠

    九州北部は梅雨が明けたそうです。天気予報でも、これからしばらくは晴れの日が続くようです。それに伴って気温もぐんぐん上がり、今日も往診に出かけたときには35度近くまで上がっていました。

    急に暑くなると体がまだ暑さに慣れておらず、体調を崩しやすくなります。ニュースでも熱中症で搬送される方が出ていると報じられていました。こまめな水分補給を心がけ、暑い場所での作業は無理をせず、適度に休憩を取りながら行うようにしましょう。

    雨が上がると同時にセミが鳴き始め、いよいよ夏本番という雰囲気になってきました。蚊も飛び始め、今日は早速一か所刺されてしまいました。例年より10日以上早い梅雨明けとのことですので、今年は暑い時期が長くなるのかもしれません。あまり暑くなると外出も億劫になりますが、やらなければならないこともたくさんあります。皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけください。

    さて、今日は仕事が終わった後、東区で循環器を専門とする先生方との連携勉強会がありました。講師は、私が以前国立病院でお世話になった藤本先生(現在、西日本病院勤務)です。

    藤本先生は、私が留学から帰国し、循環器内科に入局して間もない頃に、循環器診療を一から手取り足取り教えてくださった恩師です。私は大学卒業後、留学するまでは血液内科を専門としていました。循環器には以前から興味がありましたが、臨床経験はほとんどありませんでした。2004年に留学から帰国して大学病院の循環器内科に入局し、その後、国立病院で多くの症例を経験したことで循環器専門医を取得することができました。その時にご指導いただいたのが藤本先生です。

    その藤本先生が講演されるということで、ぜひお話を伺いたいと思い参加しました。内容は大変素晴らしく、心不全治療の考え方を非常に分かりやすく解説していただきました。

    このような講演では、大規模臨床試験の結果をもとに、何千人、何万人という患者さんを対象とした研究で、どの薬剤の有効性が統計学的に示されたかという話が中心になることが少なくありません。

    しかし、藤本先生の講演では、一人ひとりの患者さんを実際にどのように診療し、どのような判断をしたのかという臨床経験をもとにお話ししてくださり、とても実践的な内容でした。

    このような実際の診療に即したお話は、私たちが日々の診療で患者さんと向き合う際の治療戦略を考える上で大変参考になります。私自身も、今日の講演を聞いて、自分の治療の中でまだ改善できる点に気づくことができました。これからの診療にしっかり生かしていきたいと思います。

    やはり恩師の講演は、内容が自然と心に入ってきます。今日の勉強会に参加できたことは、本当に有意義な時間となりました。

  • 筋トレもすることにしました

    一日中、雨が降りましたね。朝から気温は20度を下回っていましたが、昼間も最高気温が22度と、非常に涼しい一日でした。

    クリニックの中は除湿のためにエアコンを入れていましたが、外はエアコンが必要ないどころか、むしろ少し暖房を入れたいと感じるほどの気温でした。6月なのにこれほど涼しいとは、やはり今年は異常気象のような気がします。

    さて、先週末にドクターストレッチへ行ったところ、私の太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)が弱いと指摘されました。筋トレを勧められたので具体的にどうすればよいか尋ねたところ、私が通っているチョコザップにあるレッグプレスを使えば鍛えられると教えていただきました。

    レッグプレスで足を鍛える際には、台のどの位置に足を置くかにコツがあるそうです。レッグプレスには大きな板が付いていて、それを足で押す形の筋トレなのですが、板のどのあたりに足を置けばよいかといった説明は特に書かれていません。

    そこでトレーナーさんの指示通りに足を置いて筋トレをしてみたところ、確かにハムストリングスをよく使う運動になっていることが分かりました。試しに違う位置に足を置いてみると、今度は太ももの前側の筋肉に効いていることが分かります。こうして前後の筋肉を意識しながら鍛え分けられるというのは驚きでした。

    さすがにトレーナーさんたちは運動のノウハウに詳しく、私に合った筋トレ方法を教えていただけるのは本当に助かります。これからはチョコザップに行く際、ランニングだけでなく筋トレも組み合わせていきたいと思っています。

    さて、今日は夕方6時過ぎに仕事が終わり、後片付けをしていたところ、スマホから避難情報のアラームが鳴りました。そこまで激しい雨が降っている印象はなかったので驚きましたが、その後は大雨になることもなく、今のところ静かな夜です。このまま大きな被害もなく過ぎてくれることを願っています。

    そんな中、今日は夕方から東区で、循環器を標榜するクリニックの医師向けに慢性腎臓病の勉強会が開催されました。私もお誘いをいただいて参加したところ、悪天候にもかかわらず全員参加でした。

    慢性腎臓病は、進行すると最終的に人工透析が必要になることがあります。透析治療には患者さんの負担も大きく、多額の医療費も必要となるため、できるだけ早い段階から適切な治療を行い、進行を防ぐことが重要です。

    私たち循環器内科の医師は、血圧や糖尿病の管理を行う際にも、常に腎機能を考慮しながら適切な薬剤を選択しています。そうしたきめ細かな管理が、結果として腎臓を守ることにつながります。

    今日も悪天候の中でしたが、勉強会に参加することができ、非常に有意義な学びの時間となりました。

    ご馳走酒場 炉寿楽

  • 熊本市内を小旅行

    ゴールデンウィークの中で、私が一日しっかり休めるのは今日が最後でした。

    明日からは外来は休診ですが、訪問診療があるため昼前には出勤します。カルテの準備をして、いつも通り老人ホームなどの施設を回る予定です。こうした予定が入ると、どうしても一日ゆっくり休むことができず、時間が細切れになってしまいます。遠出もしづらく、なかなか「休みらしい休み」にはなりません。

    そこで今日は、何か一つでも休みらしいことをしようと考えました。混雑を考えると遠出する気にはならず、熊本駅のアミュプラザくまもとへ行くことにしました。

    今回はあえて車やバスではなく、水前寺駅からJRで熊本駅へ。わずか15分ほどですが、それだけでも少し旅行気分になります。アミュプラザはオープン当初に1階を少し見た程度で、上の階はほとんど行ったことがなかったため、新鮮な気持ちでウィンドウショッピングを楽しめました。

    最上階のレストランフロアはどこも長蛇の列でしたが、たまたま待ち時間の少ない韓国料理店「ビビン」に入ることができました。ビビンバが看板のようでしたが、その日はサムゲタンを選択。ランチセットでしたが、しっかりした味わいで満足できました。

    食後は熊本駅周辺を後にし、帰りは市電で移動。辛島町で降りてアーケードを少し散策しました。連休らしく人出も多く、途中で買い物を済ませてからバスで帰宅しました。

    行きはJR、帰りは市電とバスと、あえて交通手段を変えることで、日常の延長でもちょっとした旅のような気分を味わうことができました。こうした工夫だけでも十分なリフレッシュになります。

    夕方は友人との食事の予定があり、会場のある渡鹿まで歩いて向かいました。片道5kmほどの距離で、40〜50分かけての移動です。食事の後は再び歩いて帰宅しました。

    スマートウォッチで確認すると、この日は合計で2万歩。湿度も低く過ごしやすい気候の中、よく体を動かすことができ、充実した一日になりました。

    下通りの脇道、光林寺通りに期間限定でオープンした「ゾウノハナ」。カレー好きのオーナーが自分の食べたいカレーを作ったというコンセプト。皿の9割はカレーです。ご飯はわずか。さすがカレー好きだけあります。

  • 内科学会にWEB参加の一日

    熊本は、暑い夏と寒い冬の2つしかないとよく言われます。しかし、このところ寒さは和らぎ、とても快適な日々が続いています。

    朝晩の寒暖差は大きく、体にこたえるという人もいますが、今が最も過ごしやすい季節だと思います。こういう時こそ積極的に動きたいと思い、日曜日は朝から久木野の「木の香の湯」まで行ってきました。

    先週も行ったので、2週連続です。改めてここのお湯の素晴らしさに感動しました。入った後は肌がすべすべになり、美肌の湯であることは間違いありません。言うならば「化粧水の温泉」のようです。

    露天風呂からは阿蘇山が目の前に広がり、素晴らしい景色を堪能できます。これまで私は、週末のたびにイオンモール嘉島の水春まで行っていましたが、これからはこちらの「木の香の湯」に通いたいと思います。

    午後は、毎週日曜日に通っている「ドクターストレッチ」に行き、今日は肩を重点的にストレッチしてもらいました。

    このところ、肩のストレッチのしすぎで、動かす方向によっては痛みが出ていたのですが、今日はその痛みを取るための施術をしてもらい、おかげでだいぶ良くなりました。

    一方で、足の方は相変わらず筋肉が硬く、なかなか伸びません。以前、私は焼き鳥屋さんであぐらをかいて長時間座っていることができませんでした。掘りごたつがあるような座敷ならいいのですが、畳に座布団といったスタイルでは何分も座っていられず、正座をしたりあぐらをかいたりしても足が落ち着かず、しばらくするとつってしまうのです。

    なぜそうだったのか当時は分かりませんでしたが、今ストレッチに通って分かったのは、足の筋肉が硬くなって伸びないために、安定した座り姿勢を保てなかったということです。

    最近は随分とストレッチの効果が出て柔らかくなってきましたが、まだまだだと思います。今のうちに気づけて本当によかったです。もしストレッチに通わず放置していたら、だんだん腰や膝の可動域が狭くなり、将来の腰痛や膝の痛みの原因になっていたことでしょう。

    ただの揉みほぐしのような「気持ちいいだけ」のものではなく、ストレッチに行くと涙が出るほど痛く、ぐっと我慢しながら施術を受けているのですが、終わってみると体が変化しているのがすぐに分かります。

    あとの空いた時間は、現在東京で開催されている内科学会にウェブ参加し、講演を片っ端から聴きました。すべて聴き終えるには1週間ほどかかると思いますが、自分の専門外の知識はこういう機会でないと勉強しないと思い、ひたすら耳学問をしました。おかげで、日頃私が携わっていないがん治療や、その他の疾患についても、随分知識がアップデートされました。

    やはり年に1回ぐらいは、こういう学会にきちんと参加して勉強しないといけないとつくづく感じたところでした。

    萌の里「ナミ像」

  • 内科学会でお勉強の週末

    この土曜日から、いよいよ学校心臓検診が始まりました。今年も毎週土曜日の診療後は、医師会病院横のヘルスケアセンターにて、学生さんたちの心臓検診(2次検診)業務を行います。

    先日ブログに書いた通り、今回は「NotebookLM(GoogleのAI)」に最新の「学校心臓検診ガイドライン」を読み込ませ、準備を整えて臨みました。検診の合間に、私が出した管理区分の判定に間違いがないか、一例ずつAIに確認を求めてみました。

    例えば、以下のようなケースです。

    「2歳で川崎病を発症した小学4年生。現在は経過観察中で、自覚症状はなく、本日の心電図および心エコーでも異常なし。この場合の管理区分は?」

    質問すると、ガイドラインに基づいた回答が即座に返ってきます。 これまでは、判定に迷う症例に出会うたびに分厚いテキストを読み返し、基準を再確認しながら書類を作成していました。しかし、AIを導入したことで、明確な根拠をその場で確認しながら迷いなく判定を下せるようになりました。これは非常に画期的で便利な経験です。

    こうしてAIを使いながら判定を重ねていくと、似たような症例については自然と基準が身につき、私の経験値もどんどん蓄積されていくのがわかります。しばらくすれば、稀な症例を除いてはガイドラインの内容が完全に頭に入り、よりスムーズに書類を書き進められるようになるはずです。

    膨大なガイドラインを一から丸暗記するのは時間がかかりますが、実際の症例を通して必要な箇所をピンポイントでAIとチェックしていく手法は、学習効率を劇的に高めてくれると実感しました。

    検診終了後は、真っ直ぐ帰宅しました。今週末は東京で「日本内科学会」が開催されているためです。 幸い、ここ数年は大きな学会もハイブリッド開催が定着しました。わざわざ東京まで足を運ばずとも、自宅のパソコンから最新の知見を学ぶことができます。

    リアルタイムでの参加が難しくても、後日オンデマンドで配信されるため、数日かけてあらゆる講演を網羅することが可能です。現地の会場では、満員で入室できなかったり、聞きたい講演が重なっていたりと制約もありましたが、今は自分のペースで片っ端から視聴して勉強できる。この環境は、知識をアップデートし続ける医師にとって非常に大きな助けとなっています。

    今週末は内科学会の講演を聴く時間に充てるため、他のことは控えめにするつもりです。とはいえ、オンデマンド視聴なら「掃除をしながら」といった並行作業も可能です。家の中の断捨離を進めながら、頭の中もしっかりと最新の医学知識で整理していこうと思います。

    サクラマチ