むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 幸せなお休み

    連休2日目は珍しく朝寝坊しました。私は正月でも5時に起きるのですが、今朝、目が冷めたのは6時半。自分でもびっくりしました。ひさしぶりにゆっくり寝ました。昨日は山歩きなどをして疲れたのかもしれません。さて、せっかくの連休ですから、今日は山鹿温泉まで足を伸ばしました。さくら湯という古風な銭湯を復元したところです。ニュースで見たことあったのですが、初めて行きました。透明でとろっとしたいいお湯でした。私は、結婚してしばらく山鹿に住んでいました。久しぶりに行きましたが、懐かしかったです。いろんな思い出がつまった街です。今度ゆっくり歩いてみたいと思いました。

    山鹿の帰りに植木の長命館という温泉によりました。温泉のはしごです。ここは紅白の湯で有名なところ。約20年ぶりに行きました。以前はひなびた湯治場でしたが、今は近代的な建物になっていました。温泉は昔ながらの赤湯と白湯。赤湯は赤土の泥湯だと思われます。泥を使ったクレイパックは皮膚疾患に効くだけでなく、内臓疾患にも有効とされています。クレイに関しては玉名駅前でクレイサロンをされているMELSという店がホームページで詳しく解説されています。おそらくこの赤湯は泥パックみたいな作用で体に良さそうな気がします。赤湯でミネラルを補給したあと、白湯につかって帰りました。疲れが吹き飛びます。勤労感謝の日、いつも頑張っている自分の体に感謝して癒やしをプレゼントです。

    温泉でリラックスしたら次は美味しいものです。健軍商店街のはずれに「竹とんぼ」というラーメン屋さんがあります。築何十年かわかりませんが相当な老舗です。小さい店で6席ほどしかありません。3蜜を避けるなら3人で満席です。たまたま空いていたので定番の味噌ラーメンと小鉢を一ついただきました。美味い!幸せなお休みでした。

    さくら湯

  • 指揮者は社長と同じ(のだめを観て思った)

    連休、いかがお過ごしですか?私は、先日からはまっていた韓流ドラマ「GoBack夫婦」をついに最終回まで見ました。途中アマゾンでの配信がストップしてがっかりしていましたが、dTVのおかげで最後まで見れました。感動のストーリーでした。おすすめです。それを見終わって、次に何を見ようと物色していたら、「のだめカンタービレ(韓国版)」がありました。のだめ(主人公が野田恵だからのだめです)はとても好きなドラマで、留学から帰国して最初にハマったドラマでした。上野樹里と玉木宏のドラマです。Wikiで調べたら2006年の放送です。いまはYouTubeでみることができます。韓国版で韓国語の勉強がてら見てみようと思ったのですが、主役の女の子が上野樹里にそっくり。変な口とか喋り方までそっくり。ドラマ全体にベートーベンの交響曲やピアノソナタが流れているのですが、私はピアノが好きで、YouTubeでもストリートピアノをひく番組をいつも見ています。https://www.youtube.com/watch?v=xaBQj5hwdqc

    このドラマは、単なる音楽とか恋愛ものではなく、指揮者(会社でいえば社長)たるもの、いかに全員の心をつかんで目標に向かって動かし、引っ張りあげ、そして調和を取るかというすごく大切なことを教えてくれます。どんなに才能があってもみんながついてきてくれなければ何もできません。最初に日本版のドラマを見たとき、そういう玉木宏の苦労する姿にしびれたのですが、妻からは、そんなに上野樹里が好き?と言われたことがあります(笑)。

    ところで、日曜の朝、いつものように南阿蘇の温泉に向かってドライブしましたが、あまりに天気が良くて気持ちよかったので、そのままグリーンロードまで足を伸ばして地蔵峠までいきました。駐車場に車をおいて外輪山遊歩道までのぼって、冠ヶ岳の方まで山歩きしました。ここは気持ちいい遊歩道です。途中、俵山の萌の里はコスモスが満開でした。昼前には帰宅したのですが、その後雨になったので、早起きしてラッキーでした

  • おもしろドラマ見つけた!

    アマゾン・プライムビデオでGO・BACK夫婦という韓国ドラマを見始めました。最近、たて続けにいくつものドラマを見ていますが、これは面白いです!韓国の製薬会社に務めるMRさんとその奥さんの話。MRさんは毎晩病院の院長と付き合いで飲みに出て辛いサラリーマン生活。奥さんは子育てで夫が毎晩飲み歩いているので疲労と怒りが頂点。いよいよ堪忍袋の緒が切れて離婚するところから始まります。面白いのは、この二人が離婚後タイムスリップして大学生時代に戻るのですが、離婚したときまでの人生経験と記憶をもったまま大学生になる。二人は同じ大学に通う同級生でした。

    社会人になり辛いこと、楽しいことを経験したあとに大学生になると、友人たちの悩みが子供っぽく、たいした悩みではないと感じます。人生を語り、友人たちにアドバイスします。また、自分が大学生時代勇気を持てず行動できなかったあれこれも、経験を積んだいま、積極的に動けます。若い自分の未熟な大学生時代、うまく立ち居振る舞いできなかったのが嘘みたいです。まだ、このドラマを見始めたばかりで、どのようにストーリーが展開するのかわかりませんが、自分の大学生時代を振り返って、いまだったらこうしたかな、ああはしなかったかなというような人生の岐路の選択を考えると、とても面白いです。

    このドラマが面白いのは、夫婦ともタイムスリップして、同じ大学生活に戻ったので、この人と恋したら地獄のような夫婦生活が待っている、絶対近寄らないぞ、と心に誓っているのに、相手のことが気になってしまう。そして、タイムスリップ前にいたはずのかわいいわが子のことを思い出しては涙する。果たしてこの二人はやり直した人生でまた夫婦になるのか?続きが楽しみです。今から見ます!

  • フードジャーを買いました

    先日、クリニックの待合においている日経ヘルスという雑誌を見ていて、目に止まった記事があります。それは、フードジャーを使ったヘルシー弁当。フードジャーとは広口の魔法瓶のことです。象印やサーモスなどの断熱効率の良いものがおすすめ。熱々のスープを朝から入れておくと、昼でも温かいスープが食べられます。記事によると、保温調理ができるので、米とお湯を入れておけばお粥ができると書いてありました。私は昨日書いたようにほぼ毎日冷食の唐揚げ3つくらいを食べているのですが、もっとヘルシーで温かい弁当がいいと思い、この記事に目が釘付けになりました。早速アマゾンで購入しました(私が買ったのは象印SW-HC45-NM)。

    昨日届いたので、今日からスープを弁当にしています。だし汁に舞茸、ズッキーニ、ソーセージなどを切って入れました。そばの実があったので、そのままスープの中に入れて保温したところ、昼には柔らかく食べごろのそば粥になっていました。美味しい。そして温かいので幸せな昼ごはん!ところが今日は午前の診察が多くて、昼ごはんを食べる時間は3分ほどしかなく、すぐに往診へ飛び出しました。

    フードジャー、優秀でした。朝からスープを作るとはいえ、最後まで調理はいりません。スープの塩気(塩梅)だけ整えておけば、野菜などは真空調理されるので完成する前にジャーに入れて蓋をして出来上がり。また楽しみが増えました。豆などを入れたミニストローネなんか、ヘルシーで腹持ちも良くていいのではないかと思います。

  • 炭水化物も大事

    昨日入手した三石巌先生の本を読んでいて、気がついたことがありました。三石先生は糖質(炭水化物)もある程度取らないといけないと言っています。藤川理論では糖質を制限するので、三石先生も同じだと思っていました。多分以前別の三石先生の本で読んだと思うのですが、うっかり忘れていました。三石理論でも、体に絶対必要なタンパク質をできるだけたくさん取らないといけないのですが、糖質(炭水化物)の摂取が少なすぎると、せっかくとったタンパク質から糖新生(体内でブドウ糖を合成)するため、蛋白が有効利用されず、エネルギーとして燃やされてしまう。しかも、炭水化物を消化分解して得られるブドウ糖と比べると蛋白から合成される糖新生のステップは複雑です。それだけ無駄なステップを要するのです。したがって、せっかくとったタンパク質を燃やしてしまわないようにするためには、ある程度の炭水化物摂取をすべきだとの理論です。

    もう一つ気づいたのは、三石先生が日頃自分でとっていたサプリの中にレシチンがあったことです。レシチンは私もとっています。卵黄レシチンです。安い大豆レシチンもありますが、私自身飲み比べた感想では、卵黄レシチンがいいです。頭が冴えます。一日中絶え間なく診察していてボーとしないのは卵黄レシチンのおかげです。最近よくあるのが、物忘れがひどくなってきたので認知症の薬を出してほしい、という話です。家族から頼まれることが多いです。

    日本にはいくつか認知症に保険が認められている薬がありますが、どれも殆ど効きません。もったいないので、私はほとんど処方しません。すると、家族は精神科に連れて行って認知症の薬を出してもらってこられます。しかし良くなったケースは殆どありません。そんな家族からなんとかなりませんかと相談を受けると、いつも、一言でこの薬を飲んだらいいとか言えるほど認知症の治療は簡単ではない。説明には本1冊分くらいの情報量が必要となる、といいます。その中で、認知症の予防や治療に絶対必要だと思うのが、卵黄レシチンとDHA/EPA(魚油)、ココナッツ油などです。もちろん栄養だけでなく、運動や脳トレなど総合的に取り組まなければ難しいです。認知症はそれほど手強いのです。保険外(自費)でいくら頑張れるかが大事だと思います。

    肉(タンパク質)を食べよう 当院から車で1分 ドラゴンキッチンにて