むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • マルチタスク(=ながらしごと)のすすめ

    昨日、今日とTVをつけていたらたまたま別々の番組ですが文房具おたくの人が出ていました。筆記具やノート、電卓などをこよなく愛して買いまくる。いつの間にか文房具の評論家といわれるまでその道を究めるという感じ。とても分かります。私たちも学生時代からずっと勉強してきたし、今も毎日勉強の日々です。おのずと使うペンやノートには好みやこだわりもが出てきます。うちの子供もそんなところが似たのか、クレアなどに行くたびに蔦屋の文房具コーナーに行ってはシャープペンを買ってくれとせがまれました。500円くらいの投資で勉強する気になってくれればと、つい財布も緩み、何本ものペンシルを買ってあげました。おかげで、うちの中にはシャープペンやボールペンが大量にあります。私も文房具が好きですが、今では子供が買ったペンを置いて東京の大学へ行ってしまったので、私がそのペンを使って仕事をしています。

    かっこいいの、カッコ悪いの、軽いの、重いのといろいろあります。使ううちに自分のお気に入りもでてきます。私の場合は、それだけでなく、パソコン入力が仕事の大半なので、仕事用のiMacには東プレ(https://www.topre.co.jp/products/elec/)という一流ブランドのキーボードをつけています。また、プライベートではマックブック、iPad, Windowsパソコンなど何台も並行して使います。こういった文具やパソコンに囲まれていると幸せを感じます。

    ホリエモンの「多動力」という本がありますが、私も限りある時間を最大限に生かしてボーとしていることのないよう努力しています。マルチタスク(=ながら仕事)は推奨です。もちろん診察はながら仕事ができませんので、帰宅してからが勝負です。簡単なながら仕事は、洗濯しながらお風呂に入るとか、新聞を読みながら朝ご飯を食べるという感じです。同じ10分でも2つのことを同時にできれば人の倍生きたのと同じです。できるだけテレビを見てボーとしていたら一日過ぎた、みたいなことがないように気を付けています。

    ソウルのココイチ

  • 遅れて来る新聞はゴミ

    雨がひどかったですね。週間天気予報を見ると、もうそろそろ梅雨明けかもしれません。しかし、私の予想では、梅雨が明けそうで明けないだらだらした天気が続くのではないかと思っています。今年の沖縄は梅雨明けした後に九州へあがってきた梅雨前線が再度南下して沖縄各地で大雨をもたらしました。同じように、九州中部北部も梅雨明けしそうなくらい前線が北上してもまた戻ってくるのではないかと思うのです。まだ、安心できません。

    ところで、今朝は新聞が来るのが遅くて出勤前には届きませんでした。選挙のせいです。しかし、選挙結果を新聞で知る人が世の中にどれくらいいるでしょうか。テレビやネットで最新の情報を見ないと、新聞の記事は不確定です。特に今回は比例代表選挙もあったので開票から当選が確定するまでに時間がかかります。こんな選挙結果を、新聞は配達時間を遅らせてまで載せる必要があるのでしょうか?結果はWEBで!と書いておくだけでいいのではないかと思います。仕事が終わって帰宅してから新聞受けに入っている新聞はすでに新鮮な情報ではなくゴミです。どのページもたいして読むところもなく捨てられるだけです。新聞業界はもっとネットと役割分担すべきだと思います。

    月曜はいつものごとく芸能人の健康診断の番組があっています。あれこれ探して余命10年とか言っています。見ていると、あまりにわずかな変化を大げさに言いすぎです。見ている視聴者もそれを信じて自分の健康さえ心配になると思います。ささいな異常もまるで数年後に必ず大病が起こるかのような言い方をしています。ちょっとやりすぎです。意味のない検査や治療を助長する危険があると感じます。日本は健診やドックが盛んですが、アメリカをはじめ諸外国ではほとんどそんなものはありません。しかし、アメリカではがんが年々減少し、日本は増加し続けています。健診はほとんど役に立っていません。もっと根本的なところで日本の医療には間違いが潜んでいるのです。それが何かはまだわかっていませんが、無駄な検査のし過ぎではないかと思っています。皆保険のおかげで医療費が(諸外国より)安いため、たくさん検査して、小さな異常にたくさん投薬を受けます。薬代も保険が効くためだらだらといつまでの飲み続けます。害があるに違いないと思います。

  • 南阿蘇でリフレッシュ

    熊本は台風の被害も少なく良かったですが、久留米などは大雨だったとニュースで見ました。台風の雨などは本当に運不運が紙一重です。日曜は参議院選挙でした。投票には行かれましたか?全然盛り上がりもなく、行かなくても当選する人は決まっているのですが、ここは国民の義務として一票を投じに行きました。行きはよかったのですが帰りには小雨が降ってきたので自宅まで走って帰りました。以前はフルマラソンに毎年出るくらい走っていたのですが、開業してからは全然走る時間が無くなりました。今日は投票に行った近くの中学校から自宅までの数百メートルですが、本当に久しぶりに走りました。ちょっと気分がいいです。

    その後、雨も止んで見渡すと阿蘇のほうまで晴れていたので、久木野のアスペクタ(グリンピア南阿蘇)までドライブしました。行ってみたら、ホテルグリンピアは全館停電のトラブルで温泉もレストランもすべて閉鎖されていました。仕方ないのでほかの温泉にでも行くかと思ったのですが、せっかくなのでグリンピア周辺をハイキングしました。雨上がりで気温もそれほど高くなく鶯の声を聴きながら山歩きをしました。リフレッシュして帰ってきました。

    週末は、ホリエモンの新刊を電子ブックで購入して読んでいます。「あり金は全部使え」というタイトルです。ホリエモンはあまりに自由に生きているように見えるので、異端児扱いされることが多いですが、どの本もとても共感できます。私は、夜に飲み歩いたりゴルフをしたりすることはないし、たいしたグルメでもないのであまりお金を使わないのですが、人生を豊かにするためたくさん本を読んだり旅行をしたりしたいと思っています。稼いだお金は職員に還元して、一緒に働いてくれるみんなに幸せになってもらいたいと思っています。

    グリンピア南阿蘇より

  • 仕事のストレスを笑いに変える

    「サラリーマン大喜利」という本があったので買ってみました。テレビの笑点みたいな感じでお題があり、それに対する対応(本書の場合解決策)を漫画でいくつも紹介してあります。読み始めたのですが面白いです。仕事のストレスで体調を壊して来院される方が多いですが、そのストレスを笑いに変えてしまうのは素晴らしいことです。お題としてあがっているものをいくつか紹介すると、「上司の飲みの誘いを上手にうまく断ってください」とか、「喧嘩した同僚と仲直りしてください」という感じです。いくつも対策を紹介してあるのですがばかばかしいほどぶっ飛んだ回答です。詳しくはぜひ本書をご覧ください。今週末に私が読み終わったら、月曜にはクリニックのロビーに置いておきます。

    それにしても、職場でのストレスで体調を壊す人は後が絶えません。これらの人に共通しているのはとてもまじめで若干融通が利かない点です。仕事は仕事と割り切っていれば体調を壊すことはないのでしょうが、ついつい頑張りすぎます。また、上司から言われた一言がグサッと響いて立ち直れない人も大勢います。

    この様なときは、自分が指導されたとは思わず、もっと離れたところから第3者的に客観視することが大事です。課長ったら、またこんなこと言ってると少し離れた所から事実を観察することです。また、「いつもお前は」とか「この前も言っただろう、いつもお前はそうだからダメなんだ」みたいに言う上司に対しては、「今回のミスを具体的に限定して指導されるならまだしも、自分の仕事の様子全体を否定するような言い方をする上司は、具体事例を「一般化しすぎる欠点があるなー」と他人事みたいに客観視することで心の平静を保つことができます。

  • 夏休み 体を壊すお母さん

    台風が近づいています。今回は九州上陸はなさそうですが、突風や激しい雨には注意しましょう。梅雨明けはまだですが、学生さんたちはいよいよ夏休みですね。子供は喜びますが、親にとって夏休みは仕事が増えてストレスが増します。宿題を済ませたか、昼ご飯をどうするか、危ないところに遊びに出かけたりしていないか、せっかくの休みは遊園地などに連れて行かないといけないか、と子供のことを考えるときりがありません。おじいちゃんおばあちゃんたちも、孫が来るのはうれしくもあり、ストレスでもあるようです。ご馳走を準備したり、抱っこしたり、気ぜわしいため、孫が帰った後に病気したり腰痛などで病院へ来られる方は大勢いらっしゃいます。

    働くお母さんの場合が最も負担が大きいと思います。通常は子供が学校から帰るまでは安心して仕事ができますが、夏休みは気が気ではないと思います。一方、お父さんはというと、たいていの場合夏休みも全く無頓着です。夏休みで体調を壊したといって来院するお父さんは見たことがありません。やっぱりどこの家庭もお母さんに負担がかかっています。日本が遅れている証拠です。家事や子育ては男女平等であるべきです。夏休みに子供のことを心配して体調を壊すお父さんが出るくらいになれば日本も立派な先進国だと思います。

    今思えば、自由研究がとても負担でした。漠然としすぎているから困るのだと思います。もっと、テーマを絞って、理科、社会、技術家庭科から1つずつくらいテーマをだして、どれか好きなものを選べたら話は早いと思います。理科ならソーラーパネルの研究。社会なら、太陽光発電は地球を救うか(調査)、技術家庭科ならソーラーパネルを使った蓄電技術や省エネ家電の開発など、環境と先進技術の分野を考えるテーマなんていいですね。