むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 足を高く上げて歩く

    私の日頃の運動をランニングからウォーキングに変えて最近は毎日歩いています。ウォーキングといえば、元祖ウォーキングの伝道師デューク更家さんが先日FMラジオに出演し、歩き方の話をしていました。1万歩なんて歩く必要はなく、ポイントを押さえてウォーキングすれば、2000−3000歩くらいが限界だそうです。歩くポイントについてはラジオ番組ですからあまり詳しくは話されていませんでしたが、姿勢を正しく、そして目線を上げて歩くことが大切ということでした。エクササイズとして歩く際には、そこにひねりを加えたりして体幹を鍛えるのだと思います。

    私が最近毎日歩いていて気がつくのは、舗装道路はまるでバリアフリーのように足を少ししか上げなくても歩けるということです。少し道に段差があったりすると靴底がこすれます。これではたいした運動になっていません。やはり大腿四頭筋(太ももの筋肉)を意識して膝を高く持ち上げることが大切だと思います。少なくともちょっとした段差や道路の凸凹は難なくクリアするくらい足を上げるということです。何故なら、お年寄りが歩いていて転倒するのは、足がすり足になっているのが原因だと思われるからです。日頃から足をきちんと上げるには、大腿四頭筋の筋肉を意識してトレーニングする必要があります。

    たまたま、地震の後の熊本市内の道路は凸凹がひどくて歩きにくいところが多いです。特に暗くなってからウォーキングしていると歩きづらいと思います。しかし、今回はそこを逆手にとって、足を高く上げて歩く訓練をしましょう。できれば、舗装されていない砂利道や農道、山の中をハイキングなどできればさらにいいと思います。