むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 2月は逃げる

    正月を迎え、新年を祝っていたと思えば、もう2月です。2月は逃げるといいます。28日しかないのであっという間です。その短い2月ですが、入試や人事異動、転勤、ひっこしなどなどいろんなことが決まる時期でもあります。短い中にストレスがギュッと詰まった一ヶ月になることでしょう。ちまたでは今もインフルエンザが多いですが、風邪引いている場合じゃありません。当クリニックは、2月1日付で「みなし訪問看護」の開設届を提出しました。実際に訪問看護ステーションのようにアクティブに事業展開するわけではないのですが、クリニック近くで移動手段のない高齢者も多く、訪問を希望されているご家族はたくさんあります。そうかと言って、私が往診するには時間に限りがありますから全部に対応することは困難です。そこで、一旦は看護師の訪問で様子を見ながら必要とあれば往診をするような体制づくりをしていこうかと思います。

    今、夜空を見上げると、まさに皆既月食の真っ最中です。左側から満月がかけてきて、半分になったかと思ったらもう真っ暗になりました。天体ショーはワクワクします。地球上の私達の存在なんて、宇宙からすると本当にちっぽけなものです。そんな私達の抱える日々のストレスだったり悩み事など本当に小さいことなのです。小さいことでもずっとそのことばかり考えていると頭のなか全体を占めてしまって息苦しくなったりドキドキしたりします。夜空を見上げて、宇宙の大きさを肌で感じでみましょう。

    さて、昨日に続いて糖質制限の話題ですが、YouTubeで検索すると、「いきなりステーキ」のような店で1ヶ月間肉食(炭水化物抜き)生活をした動画などが見られます。人間はどこまで肉食動物なんだろうと思います。ふと、ライオンの食生活を調べたらライオンが狩りをするのは週に1回程度だそうです。ということは、まともな食事は週1回です。動物園でも1日おきくらいしか餌をやらないとか、週1回は絶食にすると書いてあります。そんなライオン以上に毎日肉食をする糖質制限ダイエットはどう考えてもやりすぎだと改めて感じました。健康のためには人間も週1回位は食事にありつけない絶食の日が必要なのかもしれませんね。

    今回は東京芝公園から見た朝日。きれいだなと思うだけでなく、向こうの太陽からこちらの地球までの距離感を想像することで宇宙の壮大さを感じられます。