むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 便秘の治療

    いつものごとく夕食後に健康番組を見ていたら便秘の治療をやっていました。最終的なまとめとしては、緩下剤(便を柔らかくする非刺激系の下剤:例えば酸化マグネシウム・マグミットやカマグ)は、毎日使用してもいいが、刺激系の下剤(プルゼニド、コーラック、センナなど)は週2回程度に控えること、という話でした。昔から知られていることですが、刺激系の下剤はだんだん体がその刺激に慣れて反応が悪くなるため、薬が効かなくなってきます。非刺激系はそのような慣れ症状はありません。

    最近は新薬も出ており慢性のしつこい便秘用の下剤がいくつかあります。しかし、製薬メーカーがそのような困った症例はありませんか?とプロモーションにくるのですが、私にはほとんど便秘で困った患者さんはいません。

    なぜなら、漢方をうまく使えばほとんど問題ないからです。漢方の下剤は刺激系と非刺激系が絶妙のバランスでブレンドされています。こういった処方は長く使っても効きが落ちることはあまりありません。これぞ3000年の歴史が証明する叡智の結晶だと思います。

    風邪が増えてきました。体調管理には注意しましょう。