むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • スキレット

    最近、小さいスキレットが流行っています。鉄の鋳物でできたフライパンです。蓋つきだと、ちょっとしたオーブン料理もできるし、野菜をたくさん入れて加熱するだけで無水料理もできます。野菜から出た水分だけで蒸しあがるので、味が濃厚です。私は最近スキレット料理に凝っています。とにかく冷蔵庫にある野菜を切って入れます。なす、インゲン、椎茸、ごぼう、キャベツ、トマトなど。オリーブオイルをかけて塩胡椒を軽く振ったら蓋をして5−6分加熱してあとはしばらく放置です。美味しく出来上がります。肉を入れたらさらに美味しく出来上がります。こういう料理は、以前アメリカにいた頃キャンプ料理としていつも作っていました。大きめのスキレットに肉の固まり、じゃがいも、玉ねぎなどを適当に入れたら、下から焚き火で加熱します。同じ火でバーベキューをして、しばらくすると蒸し料理が出来上がりです。最近はこの小さなスキレットがホームセンターで600円くらいで売ってあります。料理したらそのまま皿代わりにテーブルに乗せてもおしゃれですから、重宝します。

    スキレットは栄養学的にも優秀です。鉄分が料理に溶け込んできますから、貧血治療に有効なのです。女性にオススメです。一方、似たような原理ですが、アルミ鍋は要注意です。アルミは体に有毒です。アルツハイマーにも関連していると言われています。アルミの鍋で酢を入れた料理をするのは絶対避けたほうがいいと思います。酸でアルミが溶けてくるからです。テフロンのフライパンも同じです。テフロン鍋はアルミ鍋にフッ素加工してあります。酸を使うと溶けてきます。また、フッ素化合物そのものが猛毒なので、表面が傷ついて傷んだらテフロン鍋はすぐに買い換えた方がいいと思います。テフロンがはげないようにするには、加熱しすぎないこと、熱い鍋を急にひやさない事などが大切です。

    熊本市動植物園内のサンアントニオ(テキサス)にある小さな家の復元。中に入ったらアメリカでキャンプしていた時に泊まったナショナルパークのロッジのミニチュアのようでした。かなりリアルです。見たことある人は、冗談かと思うでしょうが、これこそリアルなアメリカでキャンプする時の山小屋(のミニチュア)ですよ。