むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 雨に濡れるのも楽し

    春の陽気に誘われて外出してみると、意外にも雨。今日は中央町(美里町)の3333段の石段に行って来ました。

    例年だとこの週末は桜が見所なのですが、今年は開花が遅くほとんど咲いていません。私は約1年ぶりに3千段の石段に行きましたが、前に比べて楽々でした。最近はランニングする暇もなく、体がなまっていたので心配でしたが、なんてことありませんでした。上りは曇りだったのですが、下りに入ってから雨が降って来ました。山ですから濡れると肌寒いのですが、階段で体を動かしていますから、雨もまた心地よいものです。

    そもそも、人には2種類あって、雨に濡れるのを極端に嫌う人と、濡れても気にしない人がいます。日本人の多くは濡れるのを嫌います。多分9割くらいはそうだと思います。天気予報では、今日は傘を持って行ってくださいとか、そんなアドバイスをしますが、私にとっては「なんておせっかいな」と、とても違和感を感じます。天気予報は天気を予報してくれればいいのであって、濡れないように傘を用意するかどうかは個人の判断だからです。それを、みんなが濡れないほうがいいでしょう、と思っているのは放送局の思い込みです。外国では傘を使う人は少なく、レインコートをよく使います。レインコートといっても、高校生が自転車通学に使うようなやつやコンビニに売ってある透明のポンチョみたいなやつではありません。登山用品店やスポーツ用品店にあるようなかっこいいレインコートです、ウインドブレーカーにも使えるし、普段使いできるやつです。こういうレインコートを着て雨に濡れながら歩いてみると、人間も自然に帰ったようで本能が目覚めるのではないかと思います。暖かくなってきたので、雨に濡れてみるのも楽しいですよ。