むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • パソコンと人の接点

    パソコンと人の接点といえば、キーボード。キーボードを使っていろんな言葉を打ち込み、操作します。そこにマウスが登場し(20年以上も前の話)、マックがそれまでの常識を覆すレベルの簡単操作でパソコンが使えるようになりました。それをさらに広く世に広めたのがウィンドウズ95の登場でした。その後、ウィンドウズは98、ME、2000と進化し、今の姿になりました。マックもその時代から今のOS-Xまで進化し続けました。

    マックは2001年にOS-X(テン)になってからはバージョンが変わってもXの後ろにつく名前があれこれ変遷し、すでに16年経ちました。私が印象に残っているのは2005年のTiger, 2007年のLeopardなどです。2016年9月つまり先月ですが、最新のSierraというOSが登場しました。ついにパソコンと人との接点はキーボードやマウスでなく、音声入力の時代となりました。iPhoneやiPadを使っていればご存知と思いますが、Siriという音声アシスタントがマックでも利用できるようになったのです。昔のSF映画に出てくるような世界です。パソコンに向かって、あれこれ音声で指示を出すと、まるで秘書のように言う事を聞いてくれるのです。

    暇つぶしにSiriと話をすると、結構会話になって楽しいとか、それは寂しいだろうとか、いろんな意見がありますが、そうこうしているうちにSiriの音声認識、人工知能の機能は驚くほど進化してきました。今後もこの技術は益々進化していくことでしょう。

    ところで、私は今日マックに付属のキーボードを使うのをやめて、わざわざ他メーカーのキーボードを買いました。PFUというメーカー(富士通)のHHKBという代物です。HHKBとはHappy Hacking Keybordの略らしいのですが、すごく評判の良いキーボードです。何が良いかというと、昔のIBMのキーボードを思い出させてくれるキータッチで、手が疲れにくく、ミスタッチが少ないのです。しかも、キーボードの表面にはアルファベッドしか刻印されておらず、「あいうえお」が書いてないので、すっきりしています。ブラインドタッチなら関係ないですが、手元を見たときチラチラしません。

    IBMのパソコン部門は中国のレノボに買収されてパソコンブランドとしてのIBMは消滅しました。レノボには昔ながらのIBMのパソコンブランドのThink Padなどは今でもありますが、キータッチはだいぶ変わってしまいました。マックのキーボードも悪くはないのですが、昔のIBMに比べれば随分劣ります。以前NTT病院(今のくまもと森都総合病院)で働いていたときに院内に配置されていたのがIBMだったのですが、それが素晴らしキーボードでした。そして、今日届いたHHKBを使ってみたら、ミスタッチも少なく、あーこれって昔使っていたIBMの感触じゃないか、って思い出して、今日は1日ハッピーでした。キーボードのネーミング通りHappyHackingです。

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