むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 保健所の実地検査もクリア(祝)

    保健所から開設直前の実地検査が来ました。開設の手引きというものをあらかじめ貰っていたので、調査されたのもそれに沿ったものでした。院内掲示物(開設者の名前、従事する医師の名前、開院時間など)、レントゲン室の注意書きの掲示、感染性廃棄物の倉庫の掲示など規定通りかどうかをチェックされました。

    また、図面通りの建築がなされているか、診察室に手洗いはあるかなどを見られました。医療機器では、レントゲンの機種が設計図に書いてある機種を取り付けてあるかどうかしつこく調べられました。オートクレーブはきちんと色の変わる滅菌袋を使うようにとか、定期的な保守点検をするように計画するようにと言われました。点滴に使う医薬品の管理について、劇薬や麻薬、向精神薬の取り扱いについて聞かれましたが、まだ医薬品が納入されておらず、こうするつもりですという話だけで終わりました。

    感染性廃棄物処理業者との契約について聞かれましたが、契約書の確認はありませんでした。最後に電子カルテのサーバー室をチェックされ、そこが鍵がかかるようになっているかを確認されました。

    (以上、今後新規開業される先生のために記録として書きました)

    晴れて、営業許可証のようなものをもらって、ハッピーです。

    その後、市役所に行き、生活保護の医療機関登録を行い、保健所に行って結核治療の医療機関登録を行いました。難病と労災に関しては今日は時間がありませんでした。結核の申請をした際に、「これを申請しないとどんな不利益があるんですか?」と聞いてみた。何のための申請なのか知らずに、とにかく申請リストを元に巡っているのだから仕方ない。相手も、あっけに取られたように、これを出すことで結核治療が公費負担の申請できるようになります、とのこと。なるほど、そういう意味の申請だったのかと、なっとくしながら、お礼を言って帰りました。

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    いよいよオープンまで残すところ1日です。最後の1日は模擬患者さんでいろんな想定をしながらみんなで予行練習です。