今日は敬老の日ですね。今や日本の人口の約3割が65歳以上だと言われています。定年後にのんびり過ごすのも一つの選択肢ですが、現実的には60代や70代でも元気な方が多いので、可能な範囲で社会に貢献し続けることが大切です。もし、貯蓄がたくさんあって働かなくてもいいという方は、ぜひそのお金をタンスにしまわずに、どんどん使っていただきたいと思います。お金は使って初めて価値が生まれますし、経済も回るからです。
私が訪問診療をしている患者さんの中にも、「生きているうちに貯金を全部使いたい」と話す方がいます。毎日おいしいものを食べ、お酒も楽しみ、元気に暮らしている姿を見ると、これこそ理想的な老後だと感じます。90歳近くになって将来のために貯蓄するのは、ある意味でもったいないことです。80すぎまで長生きできた人にとっては、食事ももう少し自由でいいのではないでしょうか。もちろん、糖尿病や腎不全などの病気があれば多少の節制は必要かもしれませんが、若い頃ほど厳しくする必要はないと思います。長生きしたご褒美です。
さて、今日は医師会病院の救急外来での当番でした。内科系救急外来を担当しましたが、幸いコロナの患者さんは一人もおらず、腹痛や下血など消化器系の症状が中心でした。私は循環器の専門で、腹痛の診察は専門外ですが、採血やエコー検査を行い、重症の方は入院、軽症の方には胃腸薬を処方して帰宅していただきました。
昔、研修医としてこの病院で働いていた頃は、救急車がひっきりなしに来て、夜勤でも30~40人の患者さんを見ることはザラでした。それが今では10人程度に減少していますが、それでも受付から診察、検査までの流れがスムーズではなく、10人の対応もやっとという状況です。スタッフが怠けているわけではなく、どうやらシステム全体が老朽化している印象を受けます。経営者としてスタッフの動きを観察すると、改善すべき点が多く見えてきます。
せっかくの連休ですが、あまりにも暑くて外出する気にならないので、チョコザップで走る以外は家でNetflixを楽しんでいます。最近ハマっていたのはアメリカのドラマ「バージンリバー」で、60話ほど一気に見てしまい、すっかりドラマロス状態です。しかし、先日チェックしたところ「エミリーin Paris」の新しいシーズンが配信されているのを見つけました。早速視聴を始めましたが、これもまた楽しみです。
Copilotに挿絵を描いてもらいました。