むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • AI搭載パソコンとは

    先週末、土曜は心臓健診、日曜は医師会病院勤務で完全に潰れてしまい、2週間ぶっ通しで働きました。そして今週末、実はまたもや休み無しです。土曜はレセコン(医事会計用パソコン)の入れ替えでした。開業したときには通常のサーバーを手元に置く形のコンピュータでしたが、8年たち買い替えの時期となったため、こんどはクラウド型に変えることにしました。院内にサーバーを置かないでいいので事務の机スペースがすこし広くなります。また、毎日のバックアップ作業が不要となります。医療費の計算は、昔は事務員さんが職人技みたいに電卓で計算できていましたが、今はものすごく複雑になり、正しく計算するにはレセコンがないと難しいです。診察が終わって、いくらになるか計算が上がるのに時間がかかるのはこの複雑なプロセスを省略できないからです。スーパーのレジみたいにピピピッとバーコードを読んで合計するだけでは済まないのです。

    今回はサーバーを院内においていたのをクラウド型に変更したわけですが、昔のパソコンはワープロソフトや表計算ソフトなども買い切りで、作ったデータはパソコン内に記録されていました。最近は何でもかんでもクラウドの方へ移行し、ソフトも無料だったりサブスク型で、作った書類もクラウドに記録するのでどのパソコンからアクセスしても仕事の続きができる。とても便利になりました。一方AIもチャットGPTなどはクラウドにあるAIを借りてレスポンスしてもらっています。今後、AI利用者が増えたらAIの頭脳がパンクしてしまうことが心配されています。そこで登場したAI(Copilot)-搭載パソコンはネットに繋がなくてもパソコン内にAIを搭載してある。すると、たいていのAI処理は各パソコンでできるのでクラウド上のAIの親分は安泰。さらに、病院や会社などの個人情報や機密情報を扱いたい時ネットに頼らずAI処理できる今回のAI搭載パソコンはとても便利。今後一気に普及することが予想されています。

    この炎天下、造園業をやっている友人のKくんに一つ頼み事をしました。当院の建物はMの字になっており、真ん中の谷の部分に大きな雨樋があります。そこが詰まったりすると両端からオーバーフローする仕組みになっています。この前の梅雨の大雨で屋根を見ていたらオーバーフローしていたので、詰まっているんじゃないかとおもって、植木屋さんの大きなはしごで屋根を見てもらいました。すると、落ち葉ではない原因がわかりました。K君が直してくれるというので助かりました。