怒涛のような１週間でした。先週日曜日に内覧会を行い、その後保健所の立会い検査、電子カルテの最終講習、そして開院。息つく暇もありませんでした。あれはやったか、これはやったか、常に不備のないことを確認し、足りないところは急遽対応を考える、そういう毎日です。夜遅くまであれこれ考え、朝早く起きて簡素な朝食を食べたらすぐに出勤し、開院の準備。他のことを考える暇は全くありませんでした。周りからあれこれ言われても、ほとんどうわの空。

そして9月１日開院の日。予想をはるかに超える患者さんの来院で大忙し。患者さんは来てくれるだろうか、逆にたくさん来たら対応できるだろうか。院内の設備に不備はないだろうか。などなど心配は尽きない。

しかし、スタッフにも恵まれ、それぞれの役割をしっかり果たしてくれたため、なんとか無事開院から３日が過ぎ、週末を迎えました。

心配された台風も大したことなく、久しぶりにゆっくりできました。来週から桜十字病院の老人ホーム・ホスピタルメントに訪問診療を開始します。そこで、訪問診療の仕組み（診療報酬の方法）をずっと前から勉強していたけれども、未だによくわからないので、今日こそはと思って調べ物。電話帳のように分厚い診療報酬の本を調べて、なんとなく全貌がわかってきました。いろんな人に教えてもらったことが、どれも少しずつ違っていて、どれが正しいのかと思っていたら、わかばクリニックで教えてもらった内容が一番正しかった。しかし、今度は医療保険と介護保険の請求の仕方がよくわからない。またまた調べていたら、介護保険を請求できるのは介護保険の事業所でないといけないらしく、診療所の場合、みなし事業所の申請をしたらいいということがわかった。これから先は、まだ実践していないので確かではないけれども、自分の理解が正しければ、これでいいはずなので、まずは県庁に申請を出したいと思う。それにしても、これだけ理解するのに何ヶ月もかかり、今日も１日費やしてしまいました。

ただ、その電話帳のような診療報酬の本を見ていたら超眠くなって、２時間くらい寝てしまったので、いい休息になりました。