むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • ベター・ハーフ

    12月30日から1月3日までお休みを頂いています。よろしくおねがいします。

    今日で御用納めでした。今年一年スタッフの誰一人病気もせずコロナにもかからず最終日まで診療できたことは嬉しいことです。今年を振り返ると、ずっとワクチンに振り回された一年でした。来る日も来る日も保健所や厚労省のワクチンプロジェクトチームから説明会や通達があり、患者さんからも予約をどうしたらいいかとひっきりなしに問い合わせがあり、日々対応してきました。誰も扱ったことがないmRNAワクチンだったため、輸送、保存、接種、副作用など気をつけないといけないことは山のようにありました。出だしは多少ゴタゴタしていましたが、保健所や市の職員の皆さんの血のにじむような努力のおかげで上手く行ったと思います。公務員に過労死が出ないか心配でした。当院でもワクチンプロジェクトに携わって体を壊した人を何人か診察しました。

    ワクチンが効いているのか、なにか理由はわかりませんが日本だけが落ち着きを取り戻して平和な日々を送っています。ここで調子に乗ると次の波が来てしまいますから、静かに喜びたいと思います。

    今このブログを書きながらTuneInRadio(ネットで世界のラジオが聞ける)でヒューストンのFM局を聞いていたら、ベターハーフ(better half)について語っていました。人は不完全なもので、二人一組で完全になる。自分にピッタリの相手が配偶者となるわけですが「自分よりできの良い半分」すなわちそれが妻であるということ。いつも相手がベターと思っていれば喧嘩もないし良い家庭になると思います。英語圏の人達はいい表現を考えついたものだと感心します。ネットでググっていたら、ベター・ハーフが、ビター・ハーフ(苦いかたわれ)にならないようにと、変なジョークを見つけてしまいました。