むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 洗濯機を清潔に保つ方法

    毎日のように診療後はWEB講演会で勉強しているのですが、最近は各社いろんな企画を持ってくるので、同じ日に重なることが多々あります。今日は私の手元にあるだけでなんと8つの講演会が同時に開催されました。いつも自宅にありったけのiPadやクロームブックなどを使って同時に見るのですが、さすがに8つは無理。そこで、5つの講演会にアクセスしました。まずは、タケダのトリンテリックスという抗うつ剤の講演会。これは30分で終わる短いものだったのでそれに集中して残りの4つはスライドだけ見ました。その講演会が終わった30分後に別の漢方の講演会が時間差で始まったので、すぐにそちらに切り替えて参加しました。結局、6つの講演会を制覇しました。声を消してスライドだけ見た残りの講演会はどんな内容だったかだいたいわかります。後日スポンサーのメーカーの人から感想を聞かれるので、それに答えられる程度には見ています。

    話は変わりますが、訪問診療で老人ホームに行くと、ワンルームみたいな部屋に洗濯機を置いている方があります。これは、老人ホームで共同で使うコインランドリーを使わず、自分の部屋で洗濯をするのだと思いますが、たいていこういう人の部屋はかび臭い!洗濯槽のカビの匂いです。洗濯槽は定期的にカビ取り洗剤を入れて清掃しないと大変なことになります。そういう雑菌だらけの洗濯機で洗った衣類は室内干しすると臭くなるのです。

    洗濯機の日頃からの手入れについて私の考えをかいておきます。まず、洗剤投入口にときどき重曹を入れる(洗濯用洗剤と同時に入れてよい)。そして、柔軟剤はカビのもとなので極力使わず、柔軟剤の投入口に少量のクエン酸を入れる。これで洗濯槽は清潔に保たれます。衣類はクエン酸を入れることでカピカピになることを防げます。そして、洗濯後は絶対に洗濯槽の蓋を閉めないこと。なかを乾燥させないといけません。ドラム式(横型)洗濯機はドアを開けっ放しにすると邪魔になりますが、開けとかないといけません。もし乾燥機がついていたら、衣類を乾燥させなくとも洗濯機を乾燥させるために乾燥機を5分ほど回して中を熱々にしてから電源を切り蓋を開放します。これでカビ知らず、臭わない清潔な洗濯機を維持できます。