むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 客(患者さん)のニーズを正確に知ることが大切!

    いよいよ梅雨明けです。青い空。蝉の声。暑くなっています。熱中症に注意が必要です。今年はかなりの空梅雨でした。水不足にならないといいのですが、どうでしょう。私は日ごろ結構な冷え症で、自宅で寝るときはエアコンを入れないか、入れても30Cに設定したりします。ところが、診察中はマスクのせいかオーバーヒート気味で、診察室を冷やしていないと頭が働きません。診察中に寒いときは遠慮なく言ってください。エアコンを切ります。

    当院の建物のセキュリティーはキューネットに頼んでいますが、このたびキューネット・九州警備保障は創業50周年だそうです。半世紀も企業が続くのは素晴らしいことです。会社が長く存続するために大切なことは何かと考えました。それは、金儲けを第一にしないことだと思います。お客さんの満足を第一に考えて一生懸命に働けば、収益はついてくる。決してお客さんを裏切るような裏表のある行動をしないことです。もし、裏切るような行為を続けていると、同業社は他にもあるわけですから、遅かれ早かれ客は他の企業へ流れていくでしょう。

    病院も、昔はかかりつけ医といえば一生付き合うくらいの仲でしたが、最近はとても流動的です。なかなか治らない、薬ばかり増えてしまった、検査ばかりして高い、などなど不満がつのってくるといつの間にか他のクリニックへ移っていきます。そこで、日々、どんなに忙しくても期待をうら切らないようにしたいと思うし、できることなら期待以上のことをして喜ばせたい、と思います。実は、そのために一番大事なのは、患者さんが何を求めて来院されているかという期待値をうまく聞き出すことなのです。これは、病院に限らず、すべてのビジネスに通じることだと思います。