むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • さくらの「さ」の意味は

    私は通勤中歩いて30分、スマホかでYouTubeを聞きます。今日は大嶋啓介さんの講演を聞きました。ちょうど今、桜の季節ですが、花見は「予祝」意味があるといいます。予祝とは、まだ成功していないうちから、あたかも大成功したかのようにリアルにその姿を想像して祝うものです。昔の風習では、桜を見ながら大豊作を祝ったという話です。この理屈を応用すれば、受験生が試験を受ける前から合格した姿を想像しながら祝う、という感じです。

    先日、やまとことばの話を聞いたのですが、桜の「さ」、花見では酒の「さ」、肴の「さ」と花見に関連する言葉に「さ」がつくのは偶然ではないようです。「さ」相はやまとこばで「太陽の恵みを受けて栄える、豊穣」という意味があるそうです。国文学者ではないのでそういった解説をきいてもピンとこないので、ネットで調べたら、解説を見つけました。興味があればどうぞ御覧ください。http://matocayamato.blog62.fc2.com/blog-entry-185.html

    この、やまとことばの解説をしていただいた先生から、しめ縄についても教えてもらいました、神社のお社にはしめ縄がしてありますが、向かって右から左の方向に巻いてあるものは伊勢神宮の方式で、左から右方向へ巻いてあるのは出雲大社の方式だそうです。それぞれ意味があり、伊勢方式は未来を意味し、出雲大社の方式は過去を意味するそうです。未来をお願いするときは伊勢、過去をお礼するときは出雲ということになります。

     

    健軍神社の画像をネットで調べたら、しめ縄は向かって右から左へ巻いてありました。伊勢方式です。未来のお願いに向いているようです。