むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • コロナワクチンの準備が進んでいます

    熊本は独自の緊急事態宣言を出していましたが、だいぶ状況は改善して解除になるとのことです。飲食店をはじめ、ホッとすることだと思います。私の予想では、去年と同じ季節的な変化をたどると思っています。つまり、5月頃には随分改善するでしょう。しかし、去年の2月から4月頃というのはちょうど増え始めた時期でした。今年は前倒しで増えていたので、今減ってきていますが、あと2−3ヶ月は気を抜かずに行きたいものです。

    世の中は、コロナワクチンがいよいよ始まるようです。まずは国立病院の職員が先行し、その次が医療従事者、65歳以上の高齢者と続くようです。当院でも、患者さんからの問い合わせや要望が多いことから、ワクチン接種のサテライト会場として申請しています。ファイザーのワクチンが1単位1000人分と言う話で、1日あたり100人以上打たないとメイン会場の資格がないのですが、そこからドライアイスに入れて小分けしてもらう形でサテライト会場となるようです。まだ詳細は不明ですが、3月頃からクーポンの印刷が始まり、4月頃には発送されるでしょう。それをもとに、希望する会場に予約を入れる形になりそうです。今回は、保存が難しく品質管理が厳重なため、接種者のほうがワクチンの都合に合わせてもらわないといけません。1本あたり5人分とか6人分とか議論されていますが、無駄にならないようにきっちり予約制になります。予約したら、必ずその日は会場に行ってもらわないと困ります。うっかり忘れたりドタキャンしないでください。

    私の予想では5月頃にはかなり患者数が減ってすでに流行も終わったような気分になると思いますが、一般の人のワクチンは5月頃に回ってくるため、注射する気持ちもだいぶ薄れるのではないかと思います。しかも、インフルエンザだと今年のワクチンで来シーズンの予防効果はないので、コロナワクチンは5月頃打ってどのくらい意味があるのかと思っています。インフルワクチンなら10月から12月頃に打って備えます。誰も指摘しませんが、コロナワクチンも季節変動を無視しては無駄打ちになるのではないかと思っています。