むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 漢方を始めた頃の思い出

    先日も書きましたが、錦ヶ丘公園まえにドミノ・ピザがオープンしました!早速、ご祝儀がてら行ってきました。混雑を避けて夜の9時頃行ったのですが、結構お客さんがいました。注文を受けてから生地を伸ばしてトッピングし、窯に入れます。10分ほどで完成です。いま、それをつまみながらブログを書いています。幸せ気分です!宅配もできますが、店で注文してテイクアウトすればなんと半額です。Mサイズで1000円くらい。こういったピザにしてはかなり安いですね。

    さて、晩御飯がこんなに遅くなったもう一つの理由は、WEB講演会があったからです。今日は、福岡の筑豊漢方セミナーと熊本産婦人科漢方セミナーの2つがあり、時間がかぶってしまいました。リアル講演会だと、不可能なのですが、私はいつものごとくテーブルにiPadを2つ並べて両方同時に視聴しました。どちらもとても勉強になる会でした。特に感動したのは、福岡の勉強会に千葉の寺澤先生が参加され、コメントされたことです。寺澤先生は日本の漢方教育の草分けで、富山医科薬科大学の和漢診療部で長いこと活躍されました。私は研修医時代、寺澤先生の本を擦り切れるほど読みました。そして、いまも自分の漢方診療の基礎となる考え方は寺澤流です。今日、コメントされたとき、はつらつとした元気なお声を聴いて、嬉しかったです。

    私は研修医時代から漢方を勉強したいと思っていましたが、本を読んで独学するにも難しいなあと思っていました。そんなある日(今からもう30年ほど前になりますが)、寺澤先生が熊本に来て講演をされました。当時大学にいた先輩の坂田研明先生(現在、熊本リウマチ内科@四方寄)と一緒に参加したのを覚えています。そこで、漢方の師匠となる御船の牟田医院の牟田光一郎先生とであい、弟子入りしたのがすべての始まりでした。