むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 植物はうごかないが人は動くもの

    猛暑が続いていましたが、久しぶりの雨。夕立というか、気が狂ったような雷雨でしたね。英語でもこのようなときはクレイジーな雨といいます。経験したことないような雷のどんちゃん騒ぎでした。大きな被害がなくてよかったですね。こんな天気になれば、当たり前ですが家や車から外に出てはいけません。家や車に雷が落ちても感電することはまれですが、外に出て、持っている傘や雨宿りしている木に雷が落ちたらほとんど助かりません。気をつけましょう。

    神社などには御神木があり、解説を見ると樹齢400年とか500年とか書いてあります。こんな雷の日もよく耐えて何百年も生きてきたと思います。そう考えると、植物と動物の決定的な違いは動くかどうかというところに行き着くと思います。植物は一旦根を下ろしたら一生その地にじっとしています。大雨でも雷でも干ばつでも耐えるしかありません。しかし、動物は違います。雨がふれば濡れないところへ移動し、干ばつになればオアシスを探して歩きます。食料も足で探して獲得します。

    みなさんがもし今の会社でとてもつらい目にあっているとします。どうしてその地でじっと耐えているのでしょうか?わたしたち動物は雨が降れば雨の降っていないところに逃げるのです。雷がなれば危なくないところに避難します。植物じゃないんだから、じっとそこで我慢していなくていいんです。本能に従って快適な方へ向かって歩けばいいだけのことです。いろいろ考えるから動けないのです。自分の心に素直になりましょう。