むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 人生を決めるもの

    先日、経営者セミナーで教わった話。「人生の10%は自分に起こった出来事で決まるが、残りの90%はその出来事に対してどうリアクション(行動)したかで決まる」とのことです。なるほどなーと思いました。例えば、熊本地震。これはみんな避けられませんでした。10%の出来事に入るでしょう。しかし、その結果、自分がとった行動はいろいろあるでしょう。体育館などの避難所で過ごした、避難所には行かずなんとか過ごした、ボランティアに初めて参加した、引っ越した、転職した、などなどいろいろあると思います。その時の行動、人生の岐路で右に進むか左に進むかでその後の人生が変わることは容易に想像がつきます。

    というとは、私たちは日々行動を決めるときに選択をしています。パンにするかご飯にするか、飲みに行くか、真っ直ぐ帰るか、などなどこまごまとした選択の連続です。これが人生を決めていると考えると、行動指針みたいなものがほしいと思います。いきあたりばったりではいけません。

    会社ならその指針が経営理念です。会社設立の目的から運営方針までを簡潔に言い表しています。個人なら自分の気持ちに素直になることだと思います。儲かる、得するなどというよこしまな考えで、会社の理念に反していたり自分の気持ちになんとなく抵抗を感じる場合、そっちに進むべきではないということです。そこをきちんとしておかないと頑張るモチベーションにもならないし、うまく行かないときにすぐ諦めてしまうのではないかと思います。

     

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