むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 知っていることとやってみることは違う

    皆さんはメモを活用していますか?私はこれまで手帳にメモするといえば未来の予定くらいしかありませんでした。いつの間にかiPhoneのカレンダーさえあればスケジュール管理はできるし、それ以外にメモすることはなくなりました。たいていのことは一度聞いたら覚えているので、メモなんかしなくていい、みたいな感じです。しかし、仕事が忙しくなるとだんだん覚えきれなくなります。常に頭を最大限使っている感じです。更に最近は本を読む量も相当多いし、中田敦彦のYouTube大学や分子栄養学実践講座などネットで勉強する量も多く、入ってくる情報がとてつもなく増えています。だんだん一度きいただけでは覚えられなくなりました。

    そこで、最近はスケジュール帳とは別にノートを持ち歩くようになりました。気がついたこと、勉強したこと、全てをメモしています。講演会でいい話を聞いたら、要旨をまとめて書き留めておきます。そうするようになり、以前にもまして勉強効率が上がりました。やっぱり、一度聞いたら大体覚えていると思っていたのは間違いだったということがわかります。きちんとメモしておくと、振り返ってみて、こんな事も言ってたんだと改めて感心することが多々あります。

    勉強とは、聞いて終わりではありません。それを自分のものとして実践しなければ、聞かなかったことと同じです。例えばトイレ掃除をすれば運が良くなる。知っているだけでは運は良くなりません。実践して初めていいことが起きます。携帯に入っているGoogleやAppleのAI(人工知能)に話しかけると仕事効率が上がる。知っていても使っていない人が大半でしょう。勉強したことは忘れないようにメモしておく。そして、知ったことは実践する。これが情報社会の生き方だと思います。