むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 土日は福岡・熊本で学会

    土曜日の診療が終わって、すぐ高速バスに乗り福岡にいきました。九大病院で東洋医学会福岡県部会に参加するためです。最初の演題には間に合いませんでしたが、2番めから最後まで聞くことができました。福岡でいつもお世話になっている先生に挨拶できました。実は明日(日曜日)に熊大病院で東洋医学会熊本県部会を開催するのですが、特別講演に福岡から先生を講師としてお呼びします。その先生に偶然お目にかかれたのが収穫でした。明日の熊本での会の打ち合わせをすることができました。私は主催者なので、会場の設営、お釣りや領収書の準備などいそがしいため、せっかく博多にいきましたが、会が終わったらすぐにバスに乗って帰ってきました。博多にいたのはわずか3時間です。

    福岡での講演会のテーマは四物湯についてと心と漢方の話でした。奇しくも、明日の熊本県部会でも私が四物湯の話、福岡から来ていただく千々岩先生には心療内科と漢方の話をしていただくことになっています。偶然福岡とテーマが一致しました。

    漢方薬が効くことは4000年の歴史が証明しています。西洋医学が発達していても、せいぜい400年程度の歴史です。漢方の長年に渡る人体実験の成果は西洋医学で解明できないからといって否定できるものではありません。それを、西洋医学しかわからない科学者(ぶったひとたち)が、漢方のことを非科学的だと言うのは間違っています。実際はなぜ漢方が効くかを西洋医学が未熟なために解明できないだけなのです。

    博多駅