むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • ヨガ呼吸で自律神経を整える

    ヨガの呼吸法で大切なのは、鼻呼吸をすること、ゆっくり腹式呼吸すること、吸う息よりはく息に時間をかけることなどです。これは、ヨガの最中だけでなく日常的にそのような呼吸を心がけると自律神経が整い、体に良いようです。私は毎日片道3キロを歩いて通勤します。その際に、クリニックまでは上り坂なのでつい口呼吸になってしまいますが、できるだけ鼻呼吸を心がけます。それが、どう自律神経に効くのかと思ったのですが、やってみてわかりました。

    ゆっくり鼻呼吸をすると、気道内圧が上がります。口呼吸だと抵抗が小さいので圧は上がりません。胸腔内圧が上がった状態を保つには、鼻からゆっくり息を吐くことです。鼻呼吸でないとゆっくりと呼吸するのは困難です。そして、胸腔内圧が上がることにより、心臓や肺の近くを走っている迷走神経が刺激され、副交感神経が優位になります。私たちの通常の生活は、ストレスにより交感神経が緊張しっぱなしです。血圧が上がったり脈が早くなったりします。ヨガの呼吸はこれを鎮めてくれる働きがあるのです。おすすめです。

    ところで、私は一日中パソコンを使って仕事をします。家に帰ってもiPadを2つならべて同時に2つの作業をします。そのiPadのWEBブラウザは標準がSafariなのですが、最近表示が遅くなってきて不満でした。試しにGoogle Chromeを入れてみたら、とてもサクサク動いて感動しました。

    阿蘇の噴煙は根子岳方向へ ホテルグリンピア南阿蘇より