むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • ダラダラした会議はお金の無駄

    熊本は8日ぶりに日がさしたそうです。明るいのはやっぱり嬉しい。ひさしぶりに晴れたなーと思っていたら、またザーと降りました。安定しないですね。今日は熊本市主催のCKD(慢性腎臓病)対策の勉強会でした。2年毎に登録医を更新しないといけないので、診療後参加しました。いつも思うのですが、この手の勉強会はオンライン配信してもらいたいです。診療が忙しいと会に間に合わないし、疲れているので参加できても寝てしまいます。

    オンラインにして、これだけは覚えてほしいというキーセンテンスは習熟度テスト(かんたんな丸バツ問題でよい)を行い、基準点をクリアしたら登録医になれる、という仕組みならもっと効率的で意味あるものになると思います。今のような座学形式では、受付をしたあとは寝ていても、参加しただけでOKです。無駄な時間です。時は金なりといいますが、ドクターの時間は高いですよ。仮に時給5000円として1時間半の講義を強制的に聞かされれば、一人あたりのコストは1万5千円です。200人参加者がいたら300万円です。実際にお金が動くわけではないのですが、会にそれだけの価値があるのかをしっかり考えないといけません。

    同じことは、会社のミーティングにも言えます。会議が1時間だとすると、参加者全員の時給の合計(会議にかかる人件費)がいくらになるかを計算します。会議の成果、得られるメリットがその会議にかかる人件費に見合うかどうかを判断しないといけません。結論の出ないダラダラとした会議は即刻やめるべきです。また、会議がだらだらしないためには、会議で話あう資料をあらかじめ参加者全員に配布してそれぞれが会議に対するアイディアを十分考えておく必要があります。当院でのスタッフミーティングも、事前に話し合うテーマを書き出しておいて、それに対する意見を準備してから短時間の会議をしています。これは私の指導ではなく、スタッフが自主的に考えてそういう仕組にしているところが関心です!