むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 白内障を予防する

    九州北部はまた豪雨に見舞われました。今回の雨はまだ終わりでなく、今後数日は続くという予報です。気が抜けません。朝から警戒レベル5(佐賀など)と言っていたので、すごい雨になるとは思いましたが、数十年に一度という表現はもう実態に合わなくなりました。このレベルの豪雨はこの数年で何度もみました。せいぜい「数年に一度の」と言わないといけないほど常態化しています。

    昼に、近所の患者さんから往診を頼まれて見に行きました。ベッドには患者さんとトイプードルが仲良く寝ています。うちもトイプードルを飼っているので、おもわず頭をなでてあげました。よく見ると目が白内障になっています。犬の白内障は多いですね。人みたいに目のレンズを入れ替える手術なんて高くてできないと思います。目が見えないと犬も棒に当たります。

    犬が白内障になるのはどうしてでしょうか。白内障は目のレンズの酸化(老化)です。最近は犬の健康管理も良くなり、長生きするようになったのが白内障が増えた理由かもしれません。一方、酸化を起こす原因のトップは紫外線です。しかし、トイプードルは室内犬なのでそれほど紫外線を浴びないと思います。そうすると、目の酸化を防ぐビタミンCの不足が考えられます。つまり、ドッグフードのビタミンCが白内障を予防できる量入っていないのだと思います。犬の姿見て我振り帰れです。目は大切です。目の老化予防には大量のビタミンCが必要です。もちろん直射日光の強い炎天下を出歩かないこと、紫外線(UV)カットのサングラスを使うことも大切です。

     

    日本でいえばSUICAなどの交通系ICカードに相当する韓国のT-moneyをチャージする機械。ハングルなのでさっぱりわからないのですが、きっとこれでチャージできると思ってさわってみたらできました。(実は、日本語に画面を切り替えられるので誰にでもできるのです。必要なのはさわってみようという好奇心と勇気だけです!)