むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 梅雨入りが遅れている今年の気象を考察すると・・

    風邪が増えています。高熱が出る場合もありますが、インフルエンザではないようです。日中はともかく、夜は肌寒いですね。寒暖差が大きく洋服の調節が難しいです。今年は九州はまだ梅雨入りしていません。週間天気予報では今週末にいったん雨になりそうですが、その後も晴れのマークが並んでいます。このように梅雨が遅れている理由を考えると、北の涼しい高気圧が南の湿って暑い小笠原高気圧より強いのだと思います。北のほうが強いのか南のほうが弱いのかは気象予報士でないので知りませんが、理屈を考えるとこのバランスの問題で説明できます。

    北が強いとはいえ、7月頃になると南の夏の高気圧がだんだん強くなり、梅雨前線が北上します。しかし、北と押し合いになるといつまでも梅雨明けせずに夏が短くなるかもしれません。また、別のシナリオでは、梅雨の終わりごろに梅雨前線が動かずに豪雨をもたらし水害が出る可能性があります。最近はこのパタンが多いのですが、今年は特に注意が必要だと思います。

    北が強そうなので、おそらく冷夏となるでしょう。去年のような40度近い日はそれほど出ないのではないかと思います。漢方をやっていると、自然の氣の動きをとても気にします。気候などの自然現象は当然体調に影響します。今年の梅雨は頭痛、めまいなど特に多くなると予感しています。

    久木野は田植えが終わっていました