むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • フクロウ型外来のご案内 パート2

    毎日のように高齢者の自動車事故が報道されます。やはり、アクセルとブレーキの踏み間違いが問題です。年をとるとどうしても判断が鈍くなるし、間違いも起こりやすくなります。これからの高齢社会でいくつまで運転を許可するかは社会的にも重要な問題です。しかし、車の方も事故を起こさない工夫が必要です。昔のマニュアル車なら踏み間違いで暴走するということはありません。オートマ車ならではの事故です。最近は、スバルのアイサイト(標準装備)ならこういう事故は起こりませんから、他のメーカーも燃費競争ばかりしていないで、こういう安全装置はオプションではなく標準装備にしてほしいものです。また、センサーの性能が良くてもブレーキの性能が高くないと止まれません。車は豪華さを競うのではなく、安全に走る、止まるの部分にお金をかけてもらいたいですね。

    殺人事件や事故など事件はいくつかありますが、NHKは毎日毎日同じニュースを繰り返して世の中を暗くするのに必死です。よほど他人の不幸に興味あるのでしょう。はっきり言って、こういうニュースは事件当日だけにしてほしいです。当院にもこういうニュースを見て自分や自分の子供、孫のことが心配でたまらなくなったという人が来院されます。不安障害です。まずはニュースを見ないことです。

    ところで、先日フクロウ型(朝起きられないひと)には漢方が効くという話を書きました。今日患者さんに教えてもらったのですが、久留米大学ではフクロウ型外来があるそうです。今予約しても10月にしか取れないそうです。驚きました。当院も同じ治療法を実践しています。あさ起きられないのは本人が怠けているとか、努力が足りないという話ではなく、そういう体質であり、病気です。治療可能な病態です。