むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 世界株安の始まり?

    NYに端を発した世界同時株安は驚きましたね。一気に1000円近く下がっています。このところ好調だったため、含み損を抱えている人は非常に少なく、市場全体のムードは明るかったと思います。こういう時に、遅ればせながら株に手を出した人は大損したと思います。それでも、現物株を買っていれば、またいつか上がってくるかもしれません。

    昔は会社四季報などをじっくり研究して業績見通しなどで売買していた時代がありました。しかし、昨日も書きましたが、今は人工知能(AI)の時代です。プロのAIが株価の動きを瞬時に判断して、100分の1秒単位で売買注文を出しています。全自動です。我々素人がオンライン取引をしても絶対にかないません。この数年で一気にAIによる自動取引が普及したため、値動きがものすごく大きくなりました。いまや素人が手を出せる世界ではないのです。ペーパードライバーとF-1レーサーが同じ道路上でタイムを競うようなものです。このような世界で勝てるのはAIを制するもの=プロだけです。素人が勝ったとしてもまぐれですから、常勝はあり得ません。

    私は昔まだ人工知能などない時代にエクセルにマクロでプログラミングして、株価を自動的に読み込ませて一定のアルゴリズムで銘柄を抽出して自動発注するロボットを作ったことがあります。自分では株価も見ないし発注もロボット任せ。全自動なのでほったらかしで良かったのですが、バカバカしくてやめました。しかし、こんなこと(世界株安)で株で損して仕事も手につかないでは本末転倒です。まずは本業を頑張ることです。食べて行くだけのお金があればなんとかなります。

    明午橋から見た白川