むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 歩行とヨガの効果

    歩く効能をテレビの番組でやっていました。認知症の予防、骨粗鬆症の予防、高血圧の予防、うつの予防、など歩くことで絶大な効果を発揮するようです。それぞれ何歩ぐらい歩いたらいいかを番組で言っていましたが、全部の効果を発揮するためには1日8000歩だそうです。通常1万歩と言っているのはただの切りがいいだけの話で、今回の科学的なデータに基づくと8000歩が目標になるようです。その歩数を歩く人と歩かない人では4ー6倍疾患の罹患率が変わるようです。認知症など特に薬がありませんから、歩くだけで予防になるなら是非取り組みたいものです。当院に通院されている方で多いうつ症状ですが、番組によると4000歩でいいそうです。家に引きこもっていてはこの歩数は難しいですが、ちょっと公園まで散歩するだけで、達成可能です。是非、引きこもっていないで外に出て歩いて欲しいと思います。

    私の場合、歩いて通勤すれば、毎日1万歩になります。ただ、雨の日や忙しすぎて車で通勤すれば、3000歩ぐらいにしかなりません。こういう時は、その場でスクワットが最適です。場所も時間もとりません。コーヒーのお湯を沸かしながら10回、テレビのCM中に20回、という感じです。

    それから、今月日経ヘルスという雑誌の付録についていた簡単ヨガという漫画があったのですが、それに紹介されている3つくらいのヨガの基本ポーズは仕事の合間に椅子に座ったままでもできるし、やってみると本当に体がリフレッシュします。レセプトの点検で目も頭も疲れ切った時にわずか数分ヨガのポーズをするだけで復活します。すばらしいです。ヨガ4000年の歴史ですね。このヨガの本はクリニックの待合においていますのでご覧ください!