むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • ピアノの音で心を表す

    ドモホルンリンクルのCMでピアノの音がとても気になっています。単純なドレミのような音なのですが、ちょっとずつずれていてCMの意図としてはドモホルンリンクルに対する期待や不安を音階のズレで表したものと思われます。何度も単調な音階のフレーズを繰り返した後、綺麗な長調のメロディーに変わって、商品が期待通りだったという安心と喜びを表わします。こんなシンプルな音階でどうしてここまで表現できるのか、不思議で仕方ありません。

    単純にドレミといかないところが憎いのですがどうしてもこの音階のマジックがわかりません。今日、患者さんにピアノの先生がいたので、このCMを知りませんかと聞いたのですが、ご存知なかったので、YouTubeで検索しました。見つかったので、リンクを貼っておきます。https://m.youtube.com/watch?v=H-Xw9R00Ok8 もし、この音階はこういう音なんだよと、教えていただける人がいたら、ぜひお願いします。胸のつかえが取れます。

    それにしても、このようにちょとした音階で心が表現できるところがすごいです。半音ずらすことで不安を表現したり繰り返し音階が上がっていくことで期待が高まったりします。おなじことは人の声でもあると思います。繰り返しすごいね、頑張ったねと言われれば、気持ちは盛り上がるし、お前はダメだと毎日言われれば沈んでしまいます。上司の立場の人はそういう声の効果を意識する必要があると思います。