むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • エアコンのなかった時代

    休みで家にいると暑くて何もできません。夕方少し日が傾いてからも、まだまだ暑いですが、このままでは今日1日何もしないまま終わってしまうとぞという気持ちから、外に飛び出しましたが、やはり道を歩く人はまばらです。あたりは40度くらいあります。電車通りを町の方へ歩いてぶらぶら行くと、白川のあたりは明らかに涼しいです。健軍付近とは気温が違いました。そういえば、往診で嘉島の田んぼ道を通ると4度くらい涼しくなるので、水の張られた田んぼはずいぶん違う印象です。そう考えると、子供の頃は田迎に住んでいましたが、当時は流通団地はありませんでしたから見渡す限り近見あたりまでは田んぼでした。ということは、今私達の住んでいるアスファルト地獄より涼しかったのは納得です。

    私が小学生の頃はまだエアコンが珍しい時代でした。当時買い換えたマイカーにクーラーがついたときは衝撃でした。今日は暑いから車で涼もうか、といって、エアコンの入った車内で天国気分を味わいながら家族揃ってドライブしたことを思い出します。

    エアコンのない時代は風通しの良い家づくりが基本でしたが、今は1日中エアコンを入れずには過ごせません。そういう時代の家づくりは、密閉型で空気が漏れず窓も小さめが理想です。もちろん壁にはたっぷりと断熱材を入れないといけません。外断熱とか内断熱とか工法に色々ありますが、どちらでもいいので断熱効果を最大限に考えるべきでしょう。また窓は全室ペアガラスが理想ですね。当クリニックは全窓ペアガラスです。