むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 院長の仕事

    クリニックにおける院長は会社でいうなら社長職です。しかし、経営者でありながら、技術職でもあるためなんでもしないといけません。考えると世の中そんな感じの社長はたくさんいると思います。例えば、ウェブクリエーター。自分がWebデザインを担当しつつ経営者という場合もあるでしょう。ドローン撮影の技術者でかつ映像会社の社長という場合もあるでしょう。まあ、そんな例はどうでもいいのですが、中小企業の社長は忙しいのです。

    私の場合、朝7時前には出勤して鍵を開けます。あまりに暑いので、エアコンのスイッチを入れて診察室や待合室の温度を調整します。それから玄関周りやクリニック前の歩道の清掃をしたり、植木に水をやったりします。また、この時期は一晩で蜘蛛の巣ができるので、玄関周りの手すりなどに蜘蛛の巣がついていないか点検します。また、通常職員は職員駐車場に車を置いて社員通用口から入ってくると思いますが、社長はそれではいけません。お客様目線であらゆるポイントをチェックします。

    お客様駐車場から正面玄関を通って待合に入る。トイレも職員トイレでなく、お客様用のトイレを使ってみる。そうすることで、お客様(患者さん)の目線で全てをチェックできます。駐車場にタバコの吸殻は落ちていないか、正面玄関の自動ドアのガラスがくもっていないか 、ロビーに髪の毛は落ちていないか、トイレットペーパーは足りているか、朝からみんなが出勤してくるまでの1時間は大忙しなのです。