むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 金属(ミネラル)成分と認知症

    認知症の本を読み始めて1日です。まだ半分しか読めていませんが、読み始めるととても面白く、ためになります。私の場合、一つのことに興味を持ち始めると、とことん追求します。その分野についてはどんどん詳しくなって、しばらくすると、講演できるレベルまで勉強します。今は昼も夜も犬の散歩をしながらもアルツハイマーの治療と予防について考えています。

    アルツハイマーを起こす原因は沢山あります。実際にかかってしまったら、どの原因で認知症になったのかを考えて、その原因を徹底的に除去しないといけません。しかし、まだかかっていない場合、いくつもある可能性はどれもできる限り避ける方法を考えないといけません。昨日書いたように、糖質制限は基本中の基本です。他には、鉛やアルミは避けないといけません。古い虫歯の充填物に鉛が含まれるものもあるそうです。魚の鉛は水俣病で有名ですが、食物連鎖からマグロ(ツナ)が要注意です。アメリカではツナは妊婦さんは食べないように指導されています。サバやサーモン、イワシ、アジなどは大丈夫なようです。

    料理に使う銅なべ、アルミ鍋やアルミ箔も要注意です。これは10年以上前から指摘されています。なべは鉄かホーローが安全です。逆にできるだけとった方がいい金属としては、亜鉛とマグネシウムです。亜鉛はビール酵母に沢山含まれるのでエビオスもいいとおもいます。マグネシウムはにがり成分です。私はサンゴ(炭酸カルシウム)が何万年かかけて海の中でマグネシウムと反応してできた炭酸マグネシウム・カルシウムのドロマイトというサプリを飲んでいます。