むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 校門前での保護者の喫煙は見ぐるしい

    冬の寒い日にクリニックの2階にあるスタッフルームと医局の窓に遮光フイルムを貼ってもらいました。見かけはほとんど透明でフイルムの存在はわかりません。今日は日差しも強くジリジリと照りつける太陽は真夏のようでしたが、このフィルムを貼った窓越しの光は熱だけを通さないとても不思議なものです。おかげで日あたりのいい二階の部屋も暑くならず快適に過ごせました。フイルムを貼った寒い日にはこうなることを期待してはいたものの現実日が差してくるとここまで違うのかと、びっくりしました。きっと夏のエアコン代の節約分で、フイルム工事費用はすぐに回収できることでしょう。

    この晴天の中、今日は高校の体育祭が開催されました。それにしても、目に余るのが保護者たちの喫煙です。学校の敷地内が禁煙だから校門を出たところでたむろしてもくもくとタバコを吸っています。お父さんたちだけでなくお母さんたちもたくさんいます。学校の敷地内だけでなく周辺も全域で禁煙にしてほしいものです。

    とはいうものの、私はタバコを吸う患者さんに対してさほどうるさいことは言いません。病院によっては禁煙をかなり厳しく指導されるところがあると思います。しかし、タバコは国が許可した薬物であり、吸う人は自分の小遣いを使って多額の税金を納めながら楽しんでいるわけですから、なんら咎める必要はありません。そういうわけで、当院では禁煙外来はやっていません。みなさん大人ですから、自己責任で時と場所をわきまえて吸っていただければ結構だと思っています。ただ、肺がんだけでなく、胃がんなども確実に増えることはいまさらいうまでもないことだとおもいます。