むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • うちのスタッフは誰も風邪を引かない

    当院では毎日相当数のインフルエンザの患者さんを見ています。A型もB型もいます。そして、感染性胃腸炎もいます。とりあえず熱が高くてインフルエンザが疑われる場合、検査をします。鼻に細い綿棒をいれてウイルスの有無をチェックする検査です。鼻に綿棒を入れるので、多くの患者さんがくしゃみをします。当然その際に検査をしている看護師さんにはウイルスが大量に飛んできます。マスクをしていても、手袋をしていても、目の前でこっちに向かってくしゃみをされれば避けようがありません。しかし、すごいことに当院のスタッフは誰も風邪を引いたりしていません。素晴らしい!

    もちろん予防接種はしていますが、今年のワクチンは有効率が20%に満たないと報道されており、ハズレもいいところです。高いお金を出して打っているのだからせめて50%(五分五分)は効いてほしいと思いますが、過去の検証でもそんなに効いたことはめったにありません。それではどうしてうちのスタッフは風邪を引かないのでしょうか?仕事でストレスを抱えないこと。家庭でもストレスなく平和に過ごしていること。食事や睡眠が十分であること。これらが大前提です。ビタミンを毎日飲む。これは私が推奨しており、多くのスタッフさんが実践してくれていると思います。実はマスクにはほとんど予防効果はないのですが、患者さんがするのは拡散防止効果があります。しかし、私達が患者さんに接する時はマスクを外してもらってのどを見たり鼻から検査をしたりするので、ツバや鼻水が飛んでくるのを防ぎようがありません。

    実は、私たちはそうやって毎日患者さんからあらゆるウイルスをちょっとずつ分けてもらって、免疫を獲得しているのです。世の中は抗菌グッズや除菌グッズで溢れていますが、実際にはその反対でウイルスに少しずつ曝露されることが免疫を強くします。とはいえ、受験生などは真似しないでください。間もなく本番でしょうから、今は風邪の人に近寄らないこと。人混みは避けること。ついでに言えば、ビタミンCを大量に取ることが大切です。

    クラウンハイブリッドと思われる黒塗りの車にダイハツのエンブレム!びっくりしました。こんな車種があるんですね。桜十字病院の駐車場で激写!青いバックはトヨタも同じハイブリッドの意味。カッコいい!