むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 仕事を得るのに大事なこと

    アメリカで仕事を得るのに学歴は関係ありません。東大を出ていようが熊大を出ていようが関係ありません。大事なのは、コミニュケーション能力と何ができるかということです。とはいえ、何ができるかを証明するのは難しいことです。我々医師が研究者として留学先を探すなら書いた論文の数やその論文の評価(インパクトスコア)が大事になります。臨床家として職を得ようとすれば、これまでの手術件数などが評価されるかもしれません。

    一方、駆け出しで人様に見せるほどの実績を伴っていない場合も、アメリカでは正当に評価してくれます。ソフトバンクの孫正義さんの半生を見聞きしたことのある人ならご存知と思います。大きいことをいきなりすることはできませんが、自分のできる範囲で少しずつでもキャリアを積むことが大切です。何かを作って売る、品評会に出す、なんでもいいのです。アクションを起こして小さい評価をコツコツと得ることです。それを元に大きなプロジェクトを考え、企画書を書いたりすればいいのです。

    あとは人脈です。会いたいと思う人には会いに行けばいいのです。Facebookなど使えば、友達の友達を6人くらい経由すればアメリカ大統領にも到達できることがわかっています。目標を持って行動を起こした人にだけ道は開かれると思います。アメリカのことを書きましたが、最近は日本もほとんどアメリカと似た状況だと思います。