むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 野菜を食べよう

    野菜が体にいいのは誰でも知っていますが、なかなか実践にうつせません。必ず具沢山の味噌汁を作って一品。これは簡単です。毎日できます。レタス、トマトなどの野菜サラダ、これは夏には簡単ですが、冬に毎日食べるのは簡単ではありません。もちろん今の時代スーパーに行けば冬でもトマト、レタス、キュウリなど手に入りますが、買えるから食べるというのは良くありません。旬でないからです。旬でない野菜は値段が高いばかりでなく、味も良くありません。栄養価もよくありません。そして、体によくありません。体に良くないというのは、体が季節のものを食べるようにできているからです。冬にレタス、トマト、キュウリのサラダを毎日食べると体が冷えて体調を壊します。冬は冬の野菜が体にいいのです。

    そんなことを考えていると、夏は野菜が豊富ですからたくさん食べられますが、冬に野菜を食べようというのはどうしたらいいのかわかりません。

    結局、最近思うのはとにかくなんでもいいからたくさん野菜を買ってくることです。冷蔵庫の野菜室いっぱいに白菜、ごぼう、人参、レンコン、かぼちゃ、玉ねぎ、しいたけなどたくさん買ってきて入れておきます。そうすると、それをどうやって食べるかは自然と頭に浮かんできます。野菜炒め、煮物、野菜たっぷりのカレー、煮込みうどん、などなどとにかく冷蔵庫にある野菜をどうにか使って食べるわけです。食べ方を考えながら買い物に行くと、冬はあまりにも考えが浮かびません。逆に冬野菜をたっぷり買ってきてから消費の方法を考えると、肉なんて食べている場合ではありません。毎日何品も野菜料理を作らないと白菜やホウレンソウなど傷んできます。発想を逆にすると、案外簡単に野菜料理がたっぷり食べられます。