むらかみ内科クリニック

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  • 漢方入浴剤が完成しました

    先日書きましたが、漢方入浴剤が完成しました。生薬を配合して乾燥肌でかゆみの強い方向けの入浴剤を作りました。去年は桜十字病院門前のホスピタ薬局と共同開発した入浴剤のレシピがあったのですが、今年はそれを元に若干のアレンジを加えてみました。そして、その完成品が手に入りました。

    今日は早速そのパックを鍋に入れて1リットル弱の水で煎じました。約20分で火を止めました。薬局の実験では、2番煎じまでは使えそうだったので、1番煎じも少し早めに切り上げて、2番煎じに成分を残そうという魂胆です。パックは鍋に残して、煎じた液体だけを浴槽に入れてお風呂に入りました。

    「まいうー」でお馴染みの石塚さんはラーメンが好きで「この豚骨スープの中で泳ぎたい」とか、そういう食レポコメントをしますが、私の場合、漢方が好きすぎて、漢方薬のお風呂に浸かりたい、といった感じです。でも、入ってみてびっくりです。まるで化粧水のお風呂です。風呂に入るやいなや、肌はすべすべしてきて、自分の肌でないような肌触り。もうお風呂から上がりたくない、そんな感じです。もったいないのでシャワーなどで流したりせず、タオルで拭き取って上がります。

    風呂上りに化粧水などお肌の手入れをされる女性の皆さんは、いつも通りやってください。男性の場合、特に何も必要ありません。風呂上りにいつまでもすべすべの肌を感じられます。自信作の完成です。おそらく去年作ったレシピより進化しています。内容はわずかしか変えていませんが、いい出来です。当クリニック横の凌雲堂薬局にて買うことができます。大量生産していませんので、売り切れていたらすいません。その際はしばらくお待ちください。

    こんなことばかり考えていたら、ちょうどホスピタ薬局の石井さんがあちらで作った漢方入浴剤を持って遊びに来てくれました。石井さん、ありがとう。漢方は材料(仕入先)が違うだけで内容が変わってきます。同じいきなり団子を作っても店によって出来が違うのと同じです。それぞれの味わいというものがあるのです。

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