むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • クコの実

    昨日はバンランコンの話を書きましたが、今日は枸杞(クコ)をご紹介したいと思います。

    クコは熊本でも取れるそうで、熊本空港の出発ロビーのドライフルーツコーナーに行くと県産のクコが購入できます。私も最初は大手スーパーのドライフルーツコーナーやこの空港のロビー、あとはたまたま立ち寄った道の駅などで売られているのを見たら買うようにしていました。

    クコが何に効くかというと、美容とアンチエイジングです。昔から不老長寿の薬として珍重されていたものです。赤い小さな実です。杏仁豆腐の上に1つか2つ乗っているのがクコの実です。小さいので杏仁豆腐の上に乗せてあるやつを食べてもどんな味なのかよくわからないと思いますが、私は手のひらいっぱいに乗せてパクパク食べます。甘くてとても美味しいです。

    アンチエイジングのほか疲れ目にいいようで、仕事の後に目が疲れる、ピントが合わないなどの症状が軽くなりました。成分としてはビタミンC、βカロチンなどのビタミン類、ミネラル、鉄分その他たくさん入っているそうです。疲労回復、血圧低下その他色々な報告があります。コラーゲンの分解を抑え美容にもよいそうです。私は特にデータをとったわけではないのですが、漢方というのは2000年以上の歴史の中で人体実験を重ねてきた結果、この植物はいいとか悪いとか言い伝えられているので、ただそれを信じています。実体験としては、確かに目の調子が良くなった気がします。

    当院の向かいにある凌雲堂薬局では一流漢方メーカーのクコの実を販売しています。ドライフルーツとして食べても美味しいですが、カップケーキの材料などに使ってもいいし、焼酎につけて薬酒にしても美味しいですよ。

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    これは上江津湖の上流です。県立図書館のすご横です。あまりに透明感があり、驚いたのと、この寒い中川遊びをしている子供がいるのにも驚きました。