むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • AIが目と口を持った

    最近、チャットGPTを使っている際にカメラ機能をONにすると、AIが目を持っているような感覚になります。
    視覚情報をもとに様々なコメントをしてきます。さらに、音声認識をONにして会話できる状態にすると、目と口のあるAIと会話しているような印象になります。試しに、その状態で湯呑みを手に持ちながら「これ、なんだと思う?」と質問してみたところ、AIは「素敵な花瓶ですね」と答えてきました。湯呑みを花瓶だと勘違いしていますが、ちゃんと目で見て認識したことを声に出してレスポンスするという点が面白いです。

    次に、たまたま手元にあった医師会からの原稿依頼の手紙を手に取って、「こんな手紙が来たんだけど、いいアイデアはないかな?」と聞いてみたところ、AIは瞬時に手紙の内容を理解し、「原稿の依頼のようですが、何かお手伝いしましょうか?」と返答してきました。続けて、「せっかくだからAIについて書こうと思うんだけど、面白いネタはないかな?」と尋ねると、「医療現場でのAIの活用法」などを提案してくれました。まさに、医師会からの原稿依頼と理解しているようです。すごい!


    実は、私はこれまでWEBブラウザでチャットGPTを立ち上げていました。これで特に困ることはなかったのですが、アプリを利用したほうがもっと便利だという記事を見かけて、試してみることにしました。アプリを使っても、レスポンスの速さや内容に差はありませんが、UI(ユーザーインターフェース)が全く異なります。特に、キーボードからショートカットキーを押すと、すぐに小さなプロンプト入力ウィンドウが立ち上がり、今までの作業を邪魔することなく、サポートしてくれる感じが素晴らしいです。試しに使ってみたところ、その便利さにすぐに気づきました。


    それにしても、暑い日が続きます。
    少し庭仕事をしただけで体調を崩し、来院される患者さんもいます。その中で気になった話がありました。
    「毎日、屋外でスポーツをしているので、水分補給はしっかりやっています。ポカリを毎日2リットル飲んでいます」と言われました。それはダメです!ポカリスエットのようなスポーツドリンクを毎日大量に飲むのは、糖尿病リスクを高めます。正しい水分補給は、お茶(できればカフェインを含まない麦茶など)を選ぶのが良いです。塩分補給は、味噌汁や梅干しなどで摂ることをおすすめします。