先週くらいから右肩関節が痛くなっていました。上下左右どちらも可動域制限はなかったので、五十肩ではないだろうと思い、そのうち治るかと様子を見ていました。しかし、1週間ほど様子を見ても何も変化がありません。そろそろ何かしないと、と思っていましたが、忙しくて時間もありませんでした。
そんな中、週末やっと時間が取れ、久しぶりにサウナに行った際、じっと座っていても退屈だったので、筋膜リリースの手技を自分でやってみました。私の場合、肩甲骨周りの筋肉痛だったので、肩甲骨の筋肉の一部を指圧して固定し、そのまま肩関節を前後左右に揺らすことで筋膜がリリースされます。しばらく続けているうちに、痛みはすっかり取れて良くなりました。
こういった手技は、理学療法士さんたちが学んでいるものだろうと思います。私は漢方をやっている延長で鍼治療にも興味があり、また、そのつながりでたまたま知り合った整体の坂本先生という方から、体操教室を通じてマンツーマンでいろいろ教えていただきました。私より前から坂本先生に体操を習っていた方は、今でも人吉で活動されています。月に一度、私のところにも顔を見せてくれるので、いつも楽しみにしています。
私は最近、毎日のように「AIはすごい」という話を書いています。では、知能がロボットに及ばない私たちは、どうしたらいいのでしょう。
先日ネットを見ていたら、「ドラえもんに頼り切っているのび太くんは、いつまでたってもテストで0点を取る」という話が書かれていました。しかし、AI(ロボット)をうまく使えば、自分の知能を大きく補ってくれるので、これからの社会生活は心配ありません。ですから、無駄な暗記勉強に時間をかけるよりも、AIをうまく使えるようになるほうがよほど大切です。
しかし、それだけでは自分の存在価値にはなりません。
人が人として存在価値を示す最もわかりやすい方法は、「人のために自ら何かをしてあげること」だと思います。
上に書いたように、整体や理学療法のように、痛いところを揉んだり擦ったり、自分なりの手技を持って人を治してあげる――これはものすごくありがたいことであり、この先、AIがどんなに進化しても、決して代替されることはないと思います。