昨夜まで降っていた雨は奇跡的にやみ、熊本城マラソンは最高のマラソン日和でした。朝は冷え込まず、日中は曇っていたので暑すぎる日差しもなく、雪が降るような寒波もなく、すべての条件が整っていました。私は地域医療センターに朝早く入って外来の当番でしたが、交通規制が厳しく、来院したのは朝早く来た人と、数台の救急車のみでした。いつもの日曜当番と比べるとのんびり待機状態でした。
おかげで1冊本を読むことができました。今日読んだのは分子栄養学の大家、溝口徹先生の著書で、『子育て・仕事・人間関係 ツライときは食事を変えよう』という本です。半分は漫画になっており、読みやすいですが、内容はオーソモレキュラー医学そのものです。子育てなどで常に頑張っていて、朝起きるのがツライ、体調が悪い、イライラしたり落ち込んだりするというとき、たいていは食事をおろそかにしていることが影響している、という内容です。
こういう人たちは、自分なりにバランスよく健康的な食事をしているつもりでも、実は間違った考え方をしていることが多いのです。最も多い間違いは、カロリーを制限しすぎることです。必要なのはカロリー制限ではなく、小麦(グルテン)や乳製品(カゼイン)の制限、甘いものを含め、炭水化物のとりすぎに注意が必要です。逆に足りていないのは、肉や魚などのタンパク質です。詳しくは本書をご覧ください。クリニックの待合に置いておきます。
さて、話は変わりますが、毎日のように使っているのに、いつも不満が残って改良の余地ありと思っていたのがティッシュペーパーです。鼻をかむときなどは、柔らかく手触りのよいティッシュが快適ですが、実際にはティッシュを使うのは鼻だけでなく、テーブルにこぼれた汚れを拭き取ったり、ちょっとした掃除にも使います。しかし、そういうとき、少し濡れるとティッシュはボロボロになり、破れたりカスが出たりします。繊維が弱すぎるからです。鼻用にはそれでよいのですが、掃除などに使うには繊維が強めのティッシュがほしいとずっと思っていました。
先日ネットを見ていたら、無印にそういうコンセプトで作ったティッシュがあると知り、早速買いに行きました。なんと竹の繊維でできたティッシュです。さっそく使ってみましたが、濡れても破れたりくっついたりしません。素晴らしい!私の長年のほしかったものが手に入りました!
地域医療センターの玄関前からマラソンの応援 出発地点から1.5kmほどなのでまだみなさん元気です