10月も最終週に入りましたが、暑いですね。朝の始業から最後の患者さんの診療が終わるまでずっと冷房を入れています。冷やしておかないと暑すぎて頭がボーとします。もちろん半袖で仕事しています。昨日は日曜日に久しぶりにいい天気だったので、布団を干したりしました。おかげで布団は軽くふわふわになりましたが、何しろ暑くて眠れませんでした。寝苦しい夜を過ごしました。当分外に布団を干すのはやめようと思いました。この暑さのためか、自律神経のバランスを崩したような患者さんが多い印象です。この期に及んで夏バテなんか、変な感じもしますが、ありだと思います。
最近、新患が多くて時間がかかります。そのしわ寄せで従来から来ていただいている高血圧などのかかりつけ患者さんに迷惑をかけないようにと思っていますが、どうしても待ち時間が長くなってしまいます。このところ、不本意ながら1時間半くらいお待たせする場合があります。スピードを上げるにも限界です。一人あたりの診察時間をこれ以上短くすると、患者さんの方も1時間以上待ってたったこれだけの診察かと、不満に思われることもあるかと思います。私としては、その短い時間でも神経を集中して、何が必要か、どんな問題があるのか、どう治療するか、フルに考えています。患者さんのお話中に大急ぎで過去カルテを読み返して問題点をチェックしたり、最近新しく処方した薬の副作用は出ていないかなどたくさんのことを考えながら話を聞いているので、ちゃんと聞いてもらっているか不安になるかもしれませんが、聞いています。
本来なら、一人診察が終わったら、次の患者さんの背景などをカルテでじっくり下調べしてから入ってもらいますが、そんな時間はないので、看護師さんが「〇〇さんどうぞ」と呼んで、実際に診察室に入ってこられるまでの10秒位で予習しています。そんなわけで、毎日ギリギリの線で診療していますが、診察中はできるだけ慌てた雰囲気を出さず、話しやすいようにゆっくりしています。短く切り上げてしまうと、しばらくして薬局から「あの薬をもらい損なった」とか、「実は採血をしてほしかった」と言うことで戻ってこられます。二度手間になると余計に時間がかかります。そうならないように、診察中に全部要望を思い出して話してもらえるように、焦らずゆっくりした雰囲気づくりに努力をしています。